「シチズンコレクション」の「アナデジテンプ」より、上野駅開業140周年を記念した限定モデル1型3種が発売される。それぞれ、モチーフとなった鉄道車両を想起させる意匠が散りばめられている。完全受注販売のため、購入希望の場合は期間中での申し込みが必須だ。
上野駅とゆかりのある3つの鉄道車両が、腕時計になって登場
シチズンより、上野駅開業140周年を記念した限定モデルが発売される。「シチズンコレクション」の人気モデル、「アナデジテンプ」をベースに鉄道車両をモチーフとしたデザインが与えられ、1型3種で展開される。
本作は完全受注販売であり、予約は2023年12月12日13時から2024年1月28日23時59分まで、「シチズンウオッチ オフィシャルサイト」または「TRAINIART(トレニアート)JRE MALL 店」にて受け付けている。商品の発送は2024年7月下旬を予定。シチズン フラッグシップストア(東京)、ミュージアムショップTRAINIART 鉄道博物館店、TRAINIART TOKYO グランスタ店、のもの 上野店では、商品サンプルを展示しており、試着も可能だ。展示期間は、シチズン フラッグシップストア(東京)が2023年12月13日から2024年1月10日まで、その他では2023年12月13日から2024年1月28日まで。ミュージアムショップTRAINIART 鉄道博物館店の来店時には、鉄道博物館の入館チケットが必要。
モチーフとなった鉄道車両は、1969年に運行を開始し、上野駅から平駅(現いわき駅)を結ぶ485系(特急ひたち)、1988年に運行開始し、北海道へ直通する寝台特急列車24系25形(北斗星)、そして1999年から2015年の期間に運行した寝台特急列車E26系(カシオペア)である。いずれも、北の玄関口と呼ばれた上野駅と深いつながりを持つ車両だ。各モデルのダイアルには、車両を象徴する意匠が散りばめられ、ケースバックにはヘッドマークが刻印されている。
485系(特急ひたち)モデル
485系(特急ひたち)モデルでは、ダイアルに赤2号とクリーム4号の国鉄特急色をあしらう。車両のメーターをモチーフとした時分針や12時位置に配された前部標識灯のデザイン、6時側に取り付けられたJNRのロゴなど、ノスタルジックな魅力に溢れている。
24系25形(北斗星)のモデル
24系25形(北斗星)のモデルは、ケースとブレスレットをブラックカラーに統一している。ダイアルは、ブルーをベースにゴールドカラーのラインを取り入れ、客車の計器盤をモチーフとしたインダイアルを持つ。6時側に配されたプレートには、客車両のLOBBY CARのグラフィックをあしらう。
E26系(カシオペア)のモデル
E26系(カシオペア)のモデルでは、ホワイトダイアルをベースとして、プレートと8時位置のインジケーターに車両側面を伸びる5色のラインを取り入れている。特筆すべきはスモールセコンドに配されたヘッドマーク型の秒針である。ゆっくりと回転する様子は、さながら瞬く星のようだ。
https://www.webchronos.net/news/104144/
https://www.webchronos.net/news/86196/
https://www.webchronos.net/features/93299/