オメガが「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」をオークションに出品。オービス・インターナショナルへの支援活動

2011年以降、オービス・インターナショナルを支援してきたオメガ。この支援活動の一環で、スウォッチとのコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ」の、“MISSION TO MOONSHINE GOLD”を11本収めた特別なセット、「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」をサザビーズのオークションに出品する。入札期間は2024年2月12日（月）から2月24日（土）まで。なお、オメガブティック銀座本店を含む、世界の11都市でこのスーツケースが展示される。

オメガが「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」をサザビーズに出品！

　オメガは2011年以来、CSR活動の一環として、オービス・インターナショナルをサポートし続けてきた。オービス・インターナショナルとは、世界の医療的辺境地に赴き、眼科治療と教育を行い、予防可能な失明をなくすことに尽力している非営利団体だ。また、内部に手術室やレーザー室などを設けた飛行機「空飛ぶ眼科病院（Flying Eye Hospital）」を、こういった地域に派遣している。

　オメガではこれまで、病院に行くのを怖がる子供たちのために、この団体へテディベアを提供してきた。テディベアの名前は「シーモア」。シーモアは子供たちの気持ちを和らげることのほか、患者や家族への説明のために用いたり、患者とともに眼帯を付け、その患者が治療を終えた時に一緒に眼帯を取る、などといった手段としても用いられる。

　また、オメガはこのテディベアをモチーフとした、オービス記念ウォッチを発売してきた。この記念ウォッチの売上金の一部は、オービス・インターナショナルに寄付されている。

　24年2月1日、さらにオメガは同組織へのサポートとして、人気モデルのセット商品をサザビーズのオークションへ出品することを発表した。この出品商品は、オメガとスウォッチのコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ」で昨年から展開されている、“MISSION TO MOONSHINE GOLD”を11本収めたスーツケース1式である。

　“MISSION TO MOONSHINE GOLD”は、23年3月7日以降、ムーンスウォッチから展開されている「満月限定」モデルだ。毎月の満月の日に合わせて、1日限定で販売される特別仕様の腕時計で、米国の農事歴で用いられる満月の名称をモチーフとするなど、それぞれ異なるバージョンのモデルが12月までに11本、リリースされていた。また、クロノグラフ秒針が、オメガが開発した18Kムーンシャイン™ゴールドでコーティングされていることも特徴だ。

　満月限定とあって、レギュラーでは販売されていない貴重な11本のモデルが、オービス・インターナショナルのために一堂に集められた。特別なスーツケースには、オメガとスウォッチのダブルロゴを持つルーペと、全11都市に位置する空港コードが記されたコインも一緒に添えられている。東京であれば、羽田空港を意味する“HND”だ。なお、空港コードは今回出品されるムーンスウォッチのケースサイドにもあしらわれている。なぜ都市コードではなく空港コードかというと、オービス・インターナショナルの「空飛ぶ眼科病院」が、飛行機であるため空港に降り立つことに由来する。

　この特別なスーツケースは、2月11日まで全11都市のオメガブティックで展示される。この都市とは、東京の銀座のほか、チューリッヒ、バンコク、シンガポール、香港、北京、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、シドニーである。それぞれのスーツケースには、都市に合わせた空港コードがあしらわれる。

　サザビーズには、各都市で展示された、11セットのスーツケースがすべて出品される。入札期間は24年2月12日（月）から2月24日（土）まで。オークションの収益は、オービス・インターナショナルに全額が寄付される。

　オメガのCSR活動を応援できるとともに、ムーンスウォッチのファンにとっては特別モデルをセットで入手できる機会となるだろう。