ブルガリの代表作である「ブルガリ・ブルガリ」より、新作4種が登場した。機械式自動巻きムーブメントを搭載した38mmケースと、クォーツ式ムーブメントを搭載した26mmケースの2種類のサイズが用意され、それぞれ、18Kイエローゴールド製と18Kピンクゴールド製のモデルがラインナップする。発売予定は2024年3月である。
コレクション本来の魅力を秘めた、4種の新作
ブルガリのアイコンのひとつ、「ブルガリ・ブルガリ」。その起源は、1975年に同社のトップクライアントへ贈答された「ブルガリ・ローマ」にさかのぼる。同社はLVMH ウォッチ ウィーク 2024において、このコレクションの誕生50周年を祝し、18Kゴールド製ケースをまとった新作を発表した。新作は、ジェンダーニュートラルな38mmと、ヴィンテージ感のある26mmのふたつのケースサイズで展開される。ケース素材は、定番の18Kイエローゴールドのほか、18Kピンクゴールドも用意されている。
自動巻きムーブメントを搭載した38mm径のモデル
新しいブルガリ・ブルガリのうち、38mmケースモデルは機械式自動巻きムーブメントCal.BVL191を搭載する。スイッチングロッカー式の巻き上げ機構を搭載した、マニュファクチュールキャリバーだ。本作では、このムーブメントの動きや仕上げをシースルーバックから楽しむことができる。
18Kイエローゴールドケースモデルには、マットブラックダイアルが組み合わされている。コレクションを象徴するカラーリングだ。自動巻き(Cal.BVL191)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。18KYGケース(直径38mm、厚さ8.75mm)。50m防水。203万5000円(税込み)。2024年3月発売予定。
ダイアルは、18Kイエローゴールドケースモデルがマットブラック、18Kピンクゴールドモデルがシルバーマットオパーリンだ。伸びやかな書体のアラビア数字インデックスとバーインデックスを組み合わせている。3時位置には日付表示が配され、実用性も高い。
18Kピンクゴールドケースには、シルバーマットオパーリンダイアルを採用している。ブラウンアリゲーターストラップが、華やかな印象をもたらす。自動巻き(Cal.BVL191)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。18KPGケース(直径38mm、厚さ8.75mm)。50m防水。203万5000円(税込み)。2024年3月発売予定。
クォーツウォッチの26mm径のモデル
26mmケースモデルは、機械式に比べて手間のかからないクォーツ式ムーブメントを搭載する。これによってケースの厚みは6.35mmに抑えられ、アクセサリーのような感覚で使用することが可能だ。基本的なデザインは38mmケースモデルと同じだが、日付表示が廃され、よりシンプルなデザインとなった。
26mmケースモデルでは、クォーツ式ムーブメントを搭載する。日付表示や秒針のないシンプルなデザインが魅力だ。ケース自体も薄く、アクセサリー感覚で着用できる。クォーツ。18KYGケース(直径26mm、厚さ6.35mm)。30m防水。126万5000円(税込み)。2024年3月発売予定。
簡潔で端正なデザインにブランドのDNAを注ぎ込んだブルガリ・ブルガリ。このコレクションは、誕生から50年の中で芸術家や俳優、クリエイター、起業家など、数々の著名人に愛用されてきた。その魅力は、これからもさらに多くの人々を惹きつけていくことだろう。
18Kピンクゴールド製の26mmケースモデルには、ベージュのアリゲーターストラップが組み合わされている。明るいカラーリングが特徴的だ。クォーツ。18KPGケース(直径26mm、厚さ6.35mm)。30m防水。126万5000円(税込み)。2024年3月発売予定。
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