「シチズン エクシード」から2024年、最新モデルが発表された。本作は、アナログ式の多局受信型電波時計としては世界最薄となる新ムーブメントCal.H147を搭載し、従来品と変わらずケース厚7mmを維持したまま、機能のアップデートが図られている。
シチズンから、世界最薄のエコ・ドライブ電波時計が登場!
1993年、シチズンは「正確な時」を追い求め、世界初の「多局受信型電波時計」を世に送り出した。以降、高精度であることはもちろん、小さく、薄く、そして腕時計として美しい意匠を備えた電波時計の開発を進め、現在では電波時計であることの制約にとらわれない、さまざまな意匠や機能を備えたバリエーションを展開している。“大人のためのエレガントウォッチ”である「シチズン エクシード」もまた、そんな意匠を備えたコレクションだ。利便性の高いソーラー電波腕時計であることと、洗練され、高級感のある外装を持つことを両立している。
そして2024年、「シチズン エクシード」に新作が加わった。Cal.H113の後継機となる新ムーブメントCal.H147を搭載し、従来品とケース厚は変えずに、日本国内のみならず中国、米国、欧州の世界4エリアの標準電波を受信する仕様へとアップデートしたモデルである。このアップデートによって、本作はアナログ式多局受信型電波時計としては、世界最薄となった。
光発電エコ・ドライブ(Cal.H147)。Tiケース(直径38mm、厚さ7mm)。⽇常⽣活防⽔。16万5000円(税込み)。2024年3月14日発売予定。
本作はアップデートを果たしつつも、シチズン エクシードのコンセプトを継承している。極めて薄く、ジャケットの袖口を邪魔しないケースとブレスレットは軽量なチタン製。薄くて軽い腕時計は、優れた装着感をもたらしてくれる。薄い一方でポリッシュ仕上げとサテン仕上げがコンビネーションしてあしらわれることで、のっぺりとした印象はなく、高級機らしい立体感を備えている。なお、シチズン独⾃の表⾯硬化技術であるデュラテクトプラチナを施しているため傷に強く、さらに明るく透き通るような色調を備えることで、強い光源のない暗がりであっても、腕時計を輝かせて存在感を放つことも特筆すべき点だ。
リュウズ操作のみで世界26時差の時刻とカレンダーを表示させるダイレクトフライトも搭載する。表示を都市コードではなく時差のみすることで、文字盤をスッキリとシンプルに仕上げた。サファイアクリスタル製風防にはクラリティコーティングが施されており、高い視認性も確保している。
バリエーションはブラック、ネイビー、ホワイト文字盤の3種で展開される。ブラックとネイビー文字盤の中央にはピラミッドパターンを、ホワイト文字盤の中央にはホワイトシェルをあしらい、洒脱な雰囲気を添えている。
税込み定価は16万5000円。2024年3月14日(木)から発売が予定されている。
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