クロノブンキョウトウキョウより、新作「カリグラ」が発表された。浅岡肇の手書きを原版としたブレゲインデックスと、34mmのコンパクトなケースを組み合わせている。3つのバリエーションが用意され、各188本の限定販売となる。
浅岡氏のデザイナーとしての手腕が光る、34mmシリーズの最新作
浅岡肇のサブブランド、クロノブンキョウトウキョウより、34mmシリーズの新作「カリグラ」が発表された。その目玉は何と言っても、ダイアル上にバランスよく配されたブレゲインデックスだろう。
34mmシリーズの新作として登場した「カリグラ」。全3種がラインナップし、各色188本のみの数量限定で販売される。自動巻き(Cal.MIYOTA 90S5)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径34mm)。5気圧防水。世界限定各188本。18万9970円(税込み)。
一般販売
日時:2月23日(金) 午後11時~(日本時間)
場所: Kurono Tokyo公式ホームページ https://kuronotokyo.com/
※事前にKurono Tokyo公式ホームページにてアカウント登録が必要。(登録無料)
日本にお住まいの方限定 青山サロン先行予約
日時:2月17日(土)~ 2月23日(金)
場所:Kurono Tokyo 青山サロン
※数量限定・店頭でのみ受付
実機プレビュー
日時:2月17日(土) 午前11時 ~
場所:Kurono Tokyo 青山サロン
Kurono Tokyo 青山サロン
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10−22
TEL:03-6823-8358
営業時間:午前11時~午後7時(日曜、祝日定休)
ブレゲインデックスは、アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出したとされる、優雅な斜体のアラビア数字インデックスだ。しかしながらその定義に確たるものはなく、ブランドや愛好家が持つ暗黙の共通認識によって判別されている。その要因には、オリジナルのブレゲインデックスが手書きであることが大きい。
そして、浅岡氏はクロノブンキョウトウキョウの新作を生み出すにあたり、このブレゲインデックスを自らの手で描くということに挑戦した。浅岡氏はもともとデザイナーだ。ブレゲインデックスの独特の書体が、ラウンド型ダイアルに沿って配置されることを目的にデザインされていると推察。美術学校での訓練をもとにして、ひとつひとつのインデックスを手書きによってレタリングし、タイプフェイスをデザインした。オリジナルのブレゲインデックスへの敬意を表すとともに、浅岡氏のデザインセンスが光る作品に仕上がっている。
直径34mmのケースは、滑らかな鏡面仕上げを主体とする。ダイアルの輪郭をくっきりと浮かび上がらせるダブルステップベゼルやシリンジ型の時分針、筆記体のブランドロゴは、前作の34mmシリーズを踏襲した意匠だ。ムーブメントは、同ブランドが信頼を寄せるCal.MIYOTA 90S5を搭載する。
バリエーションは、3種類用意されている。ひとつが中央にマザー・オブ・パールを配したホワイトダイアルを持つ「Ref. CS034L(Dark MOP)」、ふたつ目が、オレンジのサークルが際立つ「Ref. CS034J(Stark Black)」、3つ目がシルバーとホワイトのツートンダイアルの「Ref. CS034K(Silver White)」である。これまでの34mmシリーズでは、カラフルなダイアルが多くラインナップしていたが、今回は比較的落ち着いた色味が中心であり、普段使いにもビジネスシーンにもさらに使いやすいだろう。各色188本のみの数量限定だ。
日本国内では、公式ホームページの他、Kurono Tokyo 青山サロンでも購入の申し込みを受け付けている。公式ホームページでは、日本時間2024年2月23日(金)午後11時より注文受付を開始し、購入に際しては事前にアカウント登録を済ませておく必要がある。Kurono Tokyo 青山サロンでは、24年2月17日(土)から同月23日(金)までの間、実機プレビューと購入の申し込み受け付けを行っている。発送は、24年3月中旬より開始される予定だ。
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