クロノブンキョウトウキョウより、新作「2024 ANNIVERSARY REIWA」が発表された。本作は、数年前に浅岡肇が訪れた五色沼の情景を表現したダイアルを特徴とするモデルだ。時間限定で販売される。
五色沼の情景を閉じ込めた、グランドシリーズの新作が登場
2019年に発売され、複雑なツートンダイアルによって高い評価を得た、クロノブンキョウトウキョウ グランドシリーズの「REIWA」。今回、その5周年を記念した第2弾であり最終作品となる「2024 ANNIVERSARY REIWA」が発表された。我々が今を生きる令和という元号の持つ意味と同じく、今作にも“美しい調和”が宿っている。時間限定での販売だ。
数年前に浅岡が訪れた瑠璃沼の情景を閉じ込めた新作、「2024 ANNIVERSARY REIWA」。本作は数量限定ではなく、時間限定で販売される。自動巻き(Cal.MIYOTA 90S5)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径37mm、厚さ7mm)。3気圧防水。時間限定販売。30万5690円(税込み、配送料別)。
一般販売
日時:日本時間 5月16日(木)午後11時~
販売サイト:Kurono Tokyo公式ホームページ
https://kuronotokyo.com/
日本にお住まいの方限定 青山サロン先行予約
期間:5月6日(月)~5月16日(木)
場所:Kurono Tokyo 青山サロン
※数量限定・店頭でのみ受付
実機プレビュー
日時:5月6日(月)午前11時~
場所:Kurono Tokyo 青山サロン
Kurono Tokyo 青山サロン
住所:〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10−22
TEL:03-6823-8358
営業時間:午前11時~午後7時(日曜、祝日定休)
※5月6日(月)は特別営業
アール・デコ調のダイアルは、中央を艶のあるディープブラック、外周をメタリックなラピスグリーンで彩っている。この鮮やかなコントラストのダイアルは、クロノブンキョウトウキョウのデザイナーであり独立時計師の浅岡肇が数年前に訪れた、福島県の五色沼湖沼群の瑠璃沼に着想を得たものだ。日が暮れようとする時間帯、湖面の鮮やかなグリーンと、向こう岸に見える木々の幹が作り出す暗がりに感動を覚えた浅岡は、その情景をダイアルに収めるべく本作を開発した。
製造上困難を極めたのは、1枚のダイアルをツートンに仕上げたREIWA特有のデザインだ。特に中央と外周とのコントラストが強い本作では、浅岡の審美眼に適う品質を量産するためのハードルが大きく、24年1月に製造が開始されて以降、100枚のダイアルに対して5枚程度しかその水準を満たすものができなかったという。このことを考えれば、本作がREIWAの最終作品となることにも頷ける。
鏡面仕上げで統一されたステンレススティール製ケースは、クラシカルなサイズ感の直径37mm。ボンベ型のダイアルに合わせて、ボックスサファイアクリスタルが採用され、分針と秒針の先端は手作業で曲げられている。
ケースバックには浅岡のサインと落款が刻まれており、グランドシリーズならではの特別感を味わうことができる点も魅力だ。
毎回争奪戦が勃発するクロノブンキョウトウキョウだが、本作は数量限定ではなく、規定時間内の注文の全てに対応するという時間限定販売だ。注文はKurono Tokyo公式ホームページの他、日本在住者を対象にKurono Tokyo青山サロンの店頭でも数量限定で予約を受け付けている。注文できるのはひとり1点までであり、Kurono Tokyoアカウントの事前登録が必要。発送は2024年6月末から10月末までを予定しているが、場合によっては同年末頃になる可能性もあるとのこと。詳細はKurono Tokyo公式ホームページを確認されたし。
https://www.webchronos.net/news/109720/
https://www.webchronos.net/news/104187/
https://www.webchronos.net/features/88491/