ブランパンは、「ヴィルレ」コレクションの新作として、「ヴィルレ パーペチュアルカレンダー」の新色モデルを披露した。新たに採用されたグリーンダイアルは、ル・ブラッシュのモミ並木を想起させ、レッドゴールドとの味わい深いコントラストを演出している。なお本作は、2024年の閏年を記念するコレクションとしてリリースされた。
創業の地へ思いを馳せるグリーンダイアルモデル
ブランパンは、「ヴィルレ」コレクションのパーペチュアルカレンダーモデルに、サンレイ仕上げのグリーンダイアルを備える新色モデルを追加した。クラシカルなヴィルレ コレクションにおいて、18Kレッドゴールドケースとグリーンダイアルの組み合わせは初のこと。サンレイ仕上げが施されたこのダイアルと随所のレッドゴールドによって、魅惑的なコントラストがフェイス全面にもたらされている。
ダイアルカラーは、本作のようなグランド・コンプリケーションが生まれるアトリエに程近い、ル・ブラッシュの森がモチーフとなっている。自動巻き(Cal.5954)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRGケース(直径40.3mm、厚さ10.8mm)。3気圧防水。751万3000円(税込み)。
腕時計の機能性、基本的なダイアルレイアウトなどは、従来のヴィルレ コレクションのパーペチュアルカレンダーモデルに準じている。2024年の閏年を記念するコレクションとしてリリースされた本作は、閏年を含む月や年の変動を考慮して自動で修正する永久カレンダーを搭載し、6時位置にはムーンフェイズを配置。いずれの機能も情報量の多さがシンプルかつ明瞭にまとめられており、2100年2月まで調整の必要がない。
またムーンフェイズに関しては、1970年代におけるブランパンの機械式時計の復権を象徴する機能であり、ジュウ渓谷のル・ブラッシュの森を想起させる新色とも良好な相性を見せている。
さらに本作のミニッツリピーター機能では、ユーザーの利便性への配慮も見られる。ひとつは、カレンダー表示が切り替わり中であっても、その機構を損傷しないよう時刻調整ができる点。もうひとつは、アンダーラグ・コレクターの搭載によって、すべてのカレンダー情報を工具なしで調整できる点だ。
これにより、ブランパンのパーペチュアルカレンダーモデルは、高い機能性、操作性だけでなく、すっきりとしたシェイプも備えるに至っている。
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