ブランパンは、「フィフティ ファゾムス オートマティック」の新作として、チタンと、18Kレッドゴールド製ケースを備える42.3mm径モデルを発表した。直径42mmのフィフティ ファゾムスは、2023年登場の「フィフティ ファゾムス70周年記念 Act1」が初出だ。今回のリリースによって選択の幅が拡充された。2種のケースバリエーションには、それぞれブラックとブルーのダイアルカラーが展開される。
コンパクトなフィフティ ファゾムスが待望のレギュラー化
ブランパンは、「フィフティ ファゾムス オートマティック」の42mm径モデルに、4種の新作を追加した。ケースバリエーションとしてチタンと18Kレッドゴールドモデルが展開され、それぞれにブラックとブルーのダイアルカラーが用意される。いずれもレギュラーモデルとしてのリリースだ。
ブレスレットのバリエーションは、チタンケースモデルにのみラインナップされている。自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。Tiケース(直径42.3mm、厚さ14.3mm)。300m防水。287万1000円(税込み)。
フィフティ ファゾムスは、現代ダイバーズウォッチの祖として知られる、ブランパンのアイコニックコレクションだ。堅牢さ、防水性、耐磁性、視認性といった性能を高水準で備えたその設計は、現在につながるダイバーズウォッチの技術的、審美的な規範となっている。
本コレクションは45mm径が基本となるが、2023年登場の「フィフティ ファゾムス70周年記念 Act1」にて、初めて直径42.3mmのケースサイズがラインナップされた。そして、今回の新作発表によって、同サイズのチタンと18Kレッドゴールドモデルがレギュラー入りを果たしたのである。
自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。Tiケース(直径42.3mm、厚さ14.3mm)。300m防水。272万8000円(税込み)。
ダウンサイジングが行われたケースは、オリジナルモデルの調和の取れたプロポーションが据え置きとなっており、洗練された印象だ。また、いずれのモデルも、素材を活かした高級感や精悍さをそれぞれ特徴としている。チタンモデルについては、グレード23チタンを採用しているとのこと。腕時計に多く採用されているグレード5チタンの純度を高め、より優れた材料特性を備えるチタン素材だ。
自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。18KRGケース(直径42.3mm、厚さ14.3mm)。300m防水。459万8000円(税込み)。
また本作は、多彩なストラップが用意されている点も魅力と言える。セイルキャンバスやNATOストラップに加え、テクスチャードラバーで1953年のオリジナルモデルにインスパイアされた「トロピック」なども用意される。ダイアルカラーと合わせることで、多彩な表情を演出できるだろう。
心臓部には、自社製ムーブメントCal.1315を搭載する。2007年の登場以来、現在まで採用されている信頼性の高いムーブメントだ。パワーリザーブは約120時間。NAC(プラチナ合金)コーティングが施された18Kレッドゴールド製のローターを備えている。
自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。18KRGケース(直径42.3mm、厚さ14.3mm)。300m防水。509万3000円(税込み)。
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