オーデマ ピゲは、イタリア・ミラノの有名な地区のひとつであるバグッタ通りに新たなAPハウスをオープンした。APハウスは7 年前、歴史、文化、デザイン、ファッション、グルメの中心地であるこの街で誕生。旧ガレージ・トラヴェルシの建物は近年、当時の美しさを復元するために全体を改装し、当初のデザインを復元した。新しいスペースは5 つのフロアで伝統、テクノロジー、コンテンポラリーデザインを組み合わせ、ブランドの豊かな体験ができる販売拠点として新たな次元の第一歩を踏み出す。
旧ガレージ・トラヴェルシにオープンしたAP ハウス ミラノは伝統と前衛的デザインを組み合わせている。©オーデマ ピゲ提供
営業時間:10:30〜19:00まで(日曜休館)
住所:Via Bagutta 2 20121 Milano
ミラノで始まった独創的なコンセプト
最初の APハウスは2017 年にミラノのピエトロ・ヴェッリ通りに位置するコンセプチュアルな空間だった。時計ブランド、オーデマ ピゲそして特に「ロイヤル オーク」と「ロイヤル オーク オフショア」にとって重要で大切な場所であるイタリアにおいて、APハウスはマニュファクチュールの存在感を更に高めるものだった。
最初のAPハウス誕生から7年後、オーデマ ピゲはこのリテールコンセプトをさらにレベルアップするため、ミラノの中心地に新たなスペースをオープンした。時計愛好家たちがオーデマ ピゲの世界観を自由に楽しみながら他にない体験ができるスペースとなっている。
新たなAPハウス ミラノは、アムステルダム、バンコク、バルセロナ、香港、ロンドン、ロサンゼルス、マドリード、ミュンヘン、ニューヨーク、上海、テルアビブ、東京、チューリッヒなど、世界で活気のある19 の大都市で展開している APハウスのネットワークに加わった。
ミラノの歴史と文化に敬意を表す、APハウス ミラノ
新しいAP ハウス ミラノはサンバビラ広場と有名な高級ショッピング街として有名なモンテナポレオーネからわずか数メートルに位置するバグッタ通りに位置する。1939 年から2003 年までミラノ初の複数階式駐車場として使われた歴史的な建物である旧ガレージ・トラヴェルシの中にあり、建築家ジュゼッペ・デ・ミンがサンバビラ広場の大規模都市開発計画の一部として設計したものだ。
合理主義建築と呼ばれる建物で、カーブしたファサードとスティール枠の窓、及び自動車用リフトを備えた構造が革新的建築として評価された。その後、長年放置されていたが、近年完全に改築され、高級ショッピング街の象徴となっている。
1 階には1972 年発売のロイヤル オークと共に登場したブランドの有名なプチタペストリーのギヨシェ モチーフを思わせるモダンなパターンを展開。訪問者にはマニュファクチュールの世界、ブランドの中心にある人々のつながりとブランドの歴史を感じさせる独特の世界観が展開される。テクスチャー、コントラストと光で演出したエントランスホールは、ガラスのパネルによる視覚的幻想に包まれる一方、1900 年代のミラノの歴史的な邸宅に見られる黒檀の壁が落ち着きをもたらす。
訪問客やゲストが家庭的な雰囲気でくつろぐことができる従来のAP ハウスのラウンジの空間に加えて、コンテンポラリーピースとヘリテージピースが、近未来的なイメージのスペースに展示されている。
さらに展示スペースにはさらにオズヴァルド・ボルサーニ、フランコ・アルビニ、エットレ・ソットサス、ヴィコ・マジストレッティ、アキッレ・カスティリオーニなど、ミラノの有名なデザイナーたちのヴィンテージ家具やデザインピースも展示。APハウスには、サービス専用のフロアもあり、時計師たちの仕事の様子を見ながらマニュファクチュールのクラフツマンシップについて知ることもできる。
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