エベラールは、沖縄のサンゴ礁の保全と再生を目的とする一般社団法人「セーブ・ザ・リーフ」への活動支援の一環として、「スカフォグラフ300 MCMLIX セーブ・ザ・リーフ」を発売した。同社の「スカフォグラフ」コレクションの一種、「MCMLIX」をベースとした、サンゴモチーフのデザインが盛り込まれた特別仕様モデルだ。日本限定で20本のみが、2024年4月1日より販売されている。
交換用として、サンゴをイメージしたNATO仕様のストラップが付属する。自動巻き。SSケース(直径43mm、厚さ12.6mm)。300m防水。日本限定20本。68万7500円(税込み)。
沖縄のサンゴ礁の保護に捧げる特別モデル
世界の海洋魚種のうちの約25%が生息しているサンゴ礁は、漁場としての観点から、世界中の5〜10億人の食糧源を担っている。しかし現在、人類の海洋開発に加え、地球温暖化や台風といった異常気象、食害動物の存在によって、存亡の危機に面している。セーブ・ザ・リーフは、この問題の解決に向け、サンゴ礁の保護と再生に向けた活動を行う一般社団法人である。
エベラールは、サンゴの現状を一人でも多くの方に伝え、より良い海を目指すその活動に賛同し、セーブ・ザ・リーフとのコラボレーションを発表。その一環として、新作「スカフォグラフ300MCMLIX セーブ・ザ・リーフ」のリリースに至った。
新作のベースには、エベラールを代表するダイバーズライン、スカフォグラフから、MCMLIXが採用されている。カラーリングには地球温暖化に強いサンゴである「ミラクルコーラル」を思わせるグリーンを使用し、ヴィンテージテイストともに、サンゴ色の秒針や“Save the Reef”の刻印が際立つ特別仕様モデルに仕上げている。
ストラップは、赤のステッチでアクセントを効かせたヴィンテージ風レザーストラップに加え、交換用としてサンゴをイメージしたNATO仕様のストラップが付属する。
なお、本作の売り上げの一部は、沖縄に位置するサンゴ養殖施設「さんご畑」の代表、金城浩二氏の活動支援に使われる。金城氏は、世界で初めてサンゴの養殖、放流後の産卵に成功した、サンゴ養殖の第一人者だ。温暖化に向くミラクルコーラルを発見したのも同氏であり、一般社団法人セーブ・ザ・リーフとともに、このミラクルコーラルを世界の海へ広げるビジョンを掲げている。
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