流体機械式高級時計ブランド新生『HYT』が、 2024年新作『T1シリーズ』 の4モデルを発表

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2024.05.15

HYTは、新コレクション「T1シリーズ」の発表と共に、新作4モデルをリリースする。HYT独自の流体を用いた時刻表示方式を踏襲しつつ、クラシカルさとモダンさの融合したネオクラシカルなデザインテイストにまとめられている。


ネオクラシカルなデザインが特徴の「T1シリーズ」が発表

 現在のHYTの基幹コレクションとなる「ハストロイド」は、流体による時刻表示に欠かせない液体を圧送するベローズをダイアルデザインに取り込み、インデックスを支えるメッシュ状のリングやラグ部がスケルトナイズされたケースなどが特徴で、このような前衛的なデザインアプローチは従来のHYTに共通するものであった。

 今般発表されたT1シリーズは、多面により構成されたケースやケースシルエットと一体化したラバーストラップなど現代的なテイストを持ちながら、スケルトナイズの無いサンレイ仕上げのダイアルが組み合わされたクラシカルな印象も受けるラインナップだ。


クラシカルなサンレイダイアルとHYT独自の流体による時刻表示の融合

HYT「T1」(左)Ref.H03206-A、(右)Ref.H03205-A
手巻き(Cal.501-CM)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。Ti(直径45.3mm、厚さ17.2mm)。50m防水。1023万円(税込み)。

 ダイアル外周にはアラビア数字による時間インデックス、その内側にキャピラリーと呼ばれる流体を通す管が配置され、二色の混じり合わない液体によって時間を表示する。センターの分針による分表示との組み合わせにより、「絶えず流れて前後関係のある時間の哲学的な解釈を流体によって表現する」HYT設立時の基本コンセプトを体現しつつ、視認性にも優れた表示系を実現している。また本作には2時位置にパワーリザーブ表示も添えられ、実用性の向上も図られている。

HYT「T1」(左)Ref.H03207-A、(右)Ref.H03208-A
手巻き(Cal.501-CM)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。Ti(直径45.3mm、厚さ17.2mm)。50m防水。1023万円(税込み)。Ref.H03208-Aは1364万円(税込み)。


T1シリーズデビューと同時に発表された新作は4モデル

 T1シリーズの発表に際し用意されるケース素材はチタンと5Nゴールドであり、チタンケースには、チャコールグレーとシルバーの2種のダイアルにブルーの液体を組み合わせたモデルと、サーモンピンクダイアルにブラックの液体を組み合わせたモデルが用意される。5Nゴールドケースにはディープブルーダイアルにブラックの液体の組み合わせが用意される。これらのダイアルカラーはいずれもクラシックに根差したもので、ケースシルエットや特徴的な液体による時刻表示と相まってネオクラシカルなテイストに仕立てられている。

 ケースバック側からは、搭載するCal.501-CMを鑑賞可能で、流体による滑らかに移りゆく時間表示を実現するベローズの動きを楽しむことができる。



Contact info:HYT JAPAN/G&Rジャパン Tel.03-5422-8087


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