カルティエの日本限定4モデルを一挙紹介！　日本でのブティック開設50周年を祝う

カルティエから、日本限定モデル4種が発表された。2024年はカルティエが日本にブティックを開いてから50周年。今回発表された限定モデルによって、この記念すべき年が祝福される。ラインナップは、ミニマムでモノクロームな「タンク フランセーズ」、イエローゴールド製「サントス ドゥ カルティエ」3針モデル、ワンプッシュクロノグラフの「サントス ドゥ カルティエ」、アーカイブから発見されたモチーフを取り入れる「パンテール ドゥ カルティエ」である。

カルティエから日本限定4モデルが発表

　カルティエより、3月発売の1モデルを含む日本限定モデル4種が発表されている。2024年は、カルティエが日本にブティックを開いてから50周年にあたり、今回の限定モデルは、この記念すべき年を祝うものといえるだろう。

モノクロームでミニマムな「タンク フランセーズ」日本限定モデル

　1モデル目は、3月に発売された「タンク フランセーズ」である。2023年にリニューアルされたタンク フランセーズをベースに、放射線状のサンレイ仕上げによるオパラインカラーダイアルを組み合わせ、ミニマルかつモノクロームに仕立てている。七角形のリュウズにはムーンストーンのカボションがセットされる。

華やかなイエローゴールド製「サントス ドゥ カルティエ」日本限定モデル

　2モデル目は18Kイエローゴールド製の「サントス ドゥ カルティエ」である。ケースサイズは縦47.5mm、横39.8mmのラージモデルとなる。イエローゴールドによる華やかな色調のケースはサテン仕上げを基調とし、落ち着きも感じられる仕立てであり、七角形のリュウズにはサファイアカボションが添えられている。グレイン仕上げによってマットな質感を備えたグレーのダイアルには、光沢のあるアプライドインデックスが組み合わされる。

　そして本作の特徴は、インデックスがダイアル上ではなくサファイアクリスタル製の風防上に描かれている点だ。この仕様によって、本作のフェイスは奥行きや立体感が加えられている。18Kイエローゴールド製ブレスレットはスマートリンクシステムとクイックスイッチを搭載し、セミマットグレーアリゲーターのセカンドストラップと簡単に交換可能となっている。搭載されるムーブメントは自動巻きのCal.1847MCだ。本作は日本限定50本生産となる。

ワンプッシュクロノグラフを搭載した「サントス ドゥ カルティエ」日本限定モデル

　3モデル目はサントス ドゥ カルティエの、ワンプッシュクロノグラフモデルである。ケースサイズは縦51.3mm、横44.9mmのラージサイズとなり、リュウズにはブルーシンセティックスピネルのカボションが組み合わされる。搭載されるのは自動巻きのクロノグラフムーブメントCal.1904-CH MCで、クロノグラフの操作は3時位置のプッシュボタンによって行う。

　光沢のあるアプライドインデックスはグレイン仕上げでマットグレーのダイアルとコントラストを成し、測定に必要な秒スケールはサファイアクリスタル風防上に描かれている点が本作の特徴だ。ブレスレットはスマートリンクシステムとクイックスイッチを搭載し、ブラックラバーのセカンドストラップと簡単に交換可能である。本作は9月発売予定で、日本限定220本の販売となる。

3代目当主ルイ・カルティエのアーカイブを取り入れた「パンテール ドゥ カルティエ」

　4モデル目は、エレガントなレディース向けコレクション「パンテール ドゥ カルティエ」である。特徴は、3代目当主ルイ・カルティエ個人のアーカイブから発見された“壁紙モチーフ“を取り入れたダイアルデザインである。

　このダイアルを18Kイエローゴールド製のベゼルで囲い、壁紙モチーフと呼応して幾何学模様を思わせる“パンテール ブレスレット”が組み合わされる。パンテールブレスレットは柔軟な仕立てであり、メゾンを象徴する動物の動きを反映したものだ。本作のリュウズにはスペサタイトガーネットカボションが組み合わされ、イエローを基調とした本作にレッドの挿し色を加えている。本作は9月発売予定で、日本限定150本生産だ。