オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク オートマティック」を披露。ジェムでカモフラージュパターンを描く！

オーデマ ピゲは、「ロイヤル オーク」コレクションの新作として、セッティングしたジェムでカモフラージュパターンを描く「ロイヤル オーク オートマティック」を披露した。ダイアルからケース、ブレスレットに至るまで、861個ものジェムストーンを敷き詰めたハイジュエリーウォッチだ。ケースサイズは直径41mmで、2種の迷彩パターンが登場している。

かつてない輝きを放つカモフラージュデザイン

　オーデマ ピゲは、41mm径の「ロイヤル オーク オートマティック」の新作として、フルジェムセットの独創的なハイジュエリーモデルを披露した。バケットカットのジェムストーンを敷き詰め、腕時計全体にカモフラージュパターンを描いたタイムピースだ。

　オートオルロジュリーとハイジュエリーを融合した2種のタイムピースは、メゾンのバラエティ豊かなジェムセッティングの技術に新たな解釈を加えるものとなっている。ダイアルに加え、ケース、ブレスレットにまで及んでセッティングされたジェムは、合計861個ものバケットカットのカラージェムストーンを使用。グラデーションカラーを作り出し、2色の独創的なカモフラージュパターンが描かれた。

　グリーン、ブラウン、ブラックのカラーリングでは、ブラックサファイア、ダークツァヴォライト、ライトツァヴォライト、スモーキークォーツの4種、約39.91カラットを組み合わせ、森林迷彩を思わせるモザイクパターンを形成。もう一方のカラーリングでは、グレード分けされたブルーサファイアとスイスブルートパーズを約44.32カラット使用し、青いカモフラージュパターンが作り出されている。

　この宝石は、ひとつひとつがメゾンの厳しい品質検査をパスしたものであり、透明度、品質が追求されたことで、一定のカラー、コントラストを備えている。ハイジュエリーウォッチに対する豊富な歴史を誇る、メゾンのクラフトマンシップが大いに反映されたモデルと言える。

　使用されているジェムストーンのサイズは合計で28種だ。ロイヤル オークの象徴的なデザインに合わせて、それぞれ異なったサイズにバゲットカットが施されている。セット方法はインビジブルセッティングがメインで、隙間なくセットされた宝石が生み出すグラデーションカラーは非常になめらかだ。なお、ベゼル、スタッド、リュウズに対してはクローズドセッティングの技法が使われている。

　ムーブメントには共通して「Cal.4309」を搭載する。時・分・秒表示を備える最新ムーブメントで、ジェムセットを優先するために、デイト表示の小窓は持たない。パワーリザーブは約70時間を有しており、ロジウムカラーの22Kピンクゴールドローターにはオープンワークによってメゾンのロゴがあしらわれた。