スピークマリンは「ワン&ツー」コレクションの最新モデルとして、「オープンワーク デュアルタイム テラコッタ」を発売した。力強い時計のアーキテクチャを示す「ワン&ツー」オープンワークコレクションは、文字盤に施されたオープンワークで、マニュファクチュールムーブメントの主要部品を見ることができる。
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自動巻き(Cal.SMA02)。36石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約52時間。Tiケース(直径38mm、厚さ12.35mm)。3気圧防水。636万9000円(税込み)。(Ref.SM413809020)(直径38mm) ※直径42mmは646万9100円(税込み)。
スピークマリン「オープンワーク デュアルタイム テラコッタ」
スピークマリンから、「オープンワーク デュアルタイム テラコッタ」が最新作として発売された。文字盤がオープンワークとなっており、同ブランドのマニュファクチュールムーブメントを観賞することができる仕様となっている。
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香箱とマイクロローターの大きな開口部とスケルトン化されたブリッジが立体的で多層的な構造を作り出し、「ワン&ツー」コレクション共通の 1 時 30 分位置のスモールセコンド・カウンターによってさらに強調され、独創性と専門知識を駆使して開発したムーブメントの魅力が一目でわかるモデルだ。ケースは、往年のミリタリーウォッチを思わせる真円で厚みのあるカッチリしたボディや、まっすぐ伸びた力強いラグと懐中時計を思わせる大型リューズを備えたアイコニックな “ピカデリー“ケースを採用している。
洗練された 3D ダイヤル
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ディスプレイは何層にも重なり、複雑な構造がひとめでわかる。メインダイヤルとスモールセコンドはフロスト加工、そして PVD コーティングによりオレンジがかったテラコッタカラーが施されている。また、香箱とローターの大型の立体的なブリッジが配されており、伝統的なマイクロブラスト仕上げと鏡面仕上げの面取りはそのままに、今回新たにロジウムメッキが施された。
グレーのスーパールミノバを塗布
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ミニッツフランジとレトログラード日付表示のセミアークは、ブラック PVD 加工によって強調されている。中央の時針と分針にも、ブルーに発光するライトグレーのスーパールミノバが塗布されている。
マニュファクチュール・ムーブメント / Cal.SMA02
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ド・フォンの工房「ル・セルクル・デ・オルロジェ」で設計・製造された、セカンドタイムゾーンとレトログラードデイト機能を備えた自動巻き機械式ムーブメントである。
毎時 28,800 振動、約52 時間のパワーリザーブを誇るこのキャリバーは、スピークマリンの象徴的なロゴであるトッピング・ツールの形をしたマイクロローターを内蔵。273 個の部品で構成されるこのムーブメントは、非常に高度な装飾が施されている。裏蓋側の部品は、全体がブラックのロジウムメッキ仕上げで、大型のブリッジには 1.5mm のジュネーブストライプと面取りが、テンプ受けは、ロジウムメッキとマイクロブラスト仕上げが施され、ポリッシュ仕上げの面取りが施されている。
大胆でエレガントなテラコッタ・オレンジカラーのPVD 処理を施したマイクロローターの特徴的なトッピング・ツールと、キャリバーを個性的に彩るエングレービングが際立っている。すべての部品はポリッシュ仕上げが施され、歯車は同心円状のサテン仕上げ、面取りされたネジ頭は鏡面仕上げが施されている。洗練された技術と長年のノウハウの賜物である精巧な仕上げが、独創的で革新的な機構を更に引き立てている。
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https://www.webchronos.net/news/78046/