シチズン カンパノラより、ふたつの限定モデルが登場した。宇宙の始まりをテーマとした「宙顕(そらのあらわれ)」と、星々の誕生を描いた「星顕(ほしのあらわれ)」だ。ダイアルには、螺鈿(らでん)や金属粉による装飾を手作業で施し、優美な雰囲気をまとう。2024年7月4日より、各250本のみの数量限定で販売されている。
ビッグバンを表現する「宙顕(そらのあらわれ)」
シチズン カンパノラより、ふたつの限定モデルが登場した。「宙顕(そらのあらわれ)」と「星顕(ほしのあらわれ)」だ。各250本の、数量限定販売となる。
「宙顕」の文字盤は、宇宙の始まりであるビッグバンをテーマにしたデザインが特徴だ。レッドのクリアカラーで描かれた星雲と、その奥に広がる黒漆に蒔かれた螺鈿(らでん)や金属粉により、輝く星々が表現されている。ダークブルーの五徳リングとゴールドのインデックスがアクセントとなり、文字盤の優美さを際立たせている。
クオーツ(Cal.6772)。月差±20秒。SS+デュラテクトDLCケース(直径43.0mm、厚さ16.5mm)。日常生活用防水。世界限定250本。50万6000円(税込み)。
本作はミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフの4大複雑機構を備えたグランドコンプリケーションとなっており、意匠の優美さのみならず、複雑かつ精緻な、複雑時計という魅力も詰まっている。ステンレススティール製のケースにはシチズン独自の表面硬化処理であるデュラテクトDLCを施しており、擦り傷や小傷が付きづらい。また、LWG(レザーワーキンググループ)認証のワニ革バンドを採用した。
宇宙の黎明を描いた宙顕は、日常のふとした一時にも宇宙の雄大さを感じさせてくれるだろう。
星々の誕生を描く、優雅な「星顕(ほしのあらわれ)」
「星顕」は、星々の誕生をテーマにした優美なデザインが魅力だ。グリーンのクリアカラーと黒漆に蒔いた螺鈿、そして金属粉で描いた星雲は、漆黒の宇宙に星々が生まれる瞬間を表現する。ディープグリーンのサブダイアルにゴールドの縁取りを施した五徳リングも相まって、神秘的な印象を与えている。
光発電エコ・ドライブ(Cal.8730)。月差±15秒。SS+デュラテクトDLCケース(直径43.5mm、厚さ14.8mm)。日常生活用防水。世界限定250本。38万5000円(税込み)。
本作は光発電エコ・ドライブを備えており、ダイアルの外周部分にソーラーセルを配している。トリプルカレンダーとムーンフェイズを搭載することで、優れた性能も持ち合わせている。 宙顕と同様にステンレススティール製ケースにはデュラテクトDLCを施し、かつLWG認証のワニ革バンドを採用する。
星々の誕生という、何ともロマンティックな瞬間を感じさせてくれるのが「星顕」の魅力だろう。壮大な宇宙のドラマを手元に描いた「宙顕」「星顕」は、何気なく過ごす日々も特別な時間にしてくれるはずだ。
シチズン カンパノラとは?
シチズン カンパノラは、2000年にデビューして以来、「時を愉しむ、日常を愉しむ、個性を愉しむ」をテーマに掲げてきたブランドだ。先端技術と匠の技をそれぞれ活かした、独創的なモデルを製造している。また、無限の宇宙を手元に閉じ込める「宙空の美」をデザインコンセプトのひとつとしていることも、特筆すべき点だ。外装を、サークル形状の五徳リングなどといったパーツを組み合わせた多層構造とし、かつダイアルに立体感を持たせることで、小さな空間に“宇宙”というデザインコンセプトを落とし込んでいるのだ。
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