カルティエのフレグランス「レ ゼピュール ドゥ パルファン」に、“ライラックの香りのはかなさ”を表現した「ピュール リラ」が登場

2024.07.06

自然の中で過ごすひとときを、一瞬のうちにボトルに詰め込んだかのような“自然本来の美しい響き”コンセプトにした、カルティエのフレグランスコレクション「レ ゼピュール ドゥ パルファン」より、春の訪れを告げるライラックの香りを詰め込んだ「ピュール リラ」が発売された。

レ ゼピュール ドゥ パルファン

「レ ゼピュール ドゥ パルファン」
宝石のように抗いがたい魅力を放つフレグランスコレクション「レ ゼピュール ドゥ パルファン」。これまでに「ピュール ミュゲ(スズラン)」「ピュール キンカン」「ピュール マニョリア(マグノリア)」「ピュール ローズ」が発売され、「ピュール リラ」はシリーズ5作目となる(写真左端)。すべてオード トワレ。75ml。各3万7950円(税込み)。


ライラックの儚さと刹那的な魅力

 カルティエの調香師、マチルド・ローランは、香水を生きた自然のハイジュエリーとしてとらえたフレグランスコレクション「レ ゼピュール ドゥ パルファン」を2020年にスタートさせた。生き生きとした生命の息吹そのものを表現したレ ゼピュール ドゥ パルファンは、男女を問わず、ありのままの純粋な香りを求める人々に届けられる。

 すでに発売されている「ピュール ミュゲ(スズラン)」「ピュール キンカン」「ピュール マニョリア(マグノリア)」「ピュール ローズ」に続き、2024年5月、新たにライラックの香りをテーマにした「ピュール リラ」がコレクションに加わった。

ピュール リラ

「ピュール リラ」
調香師は天然の構成要素と分子的な構成要素の両方から香りを作り出し、フレグランスのニュアンスを探究していく。マチルド・ローランは「ピュール リラ」の製作過程で、ライラックにムスク(麝香)のような香りが潜んでいることも発見したという。

 4月頃に花を咲かせるライラックは、一年のうち、春にだけ楽しむことのできる植物だ。ローランは、ライラックのそうした儚さに心を引かれ、ピュール リラを生み出した。刹那的な魅力を持つ花々の香りをコンセプトにしたレ ゼピュール ドゥ パルファンのコレクションに、ライラックの香りほどふさわしいものはないだろう。ローランは、ライラックが咲き始めた庭を歩く時間を香りによって写実的に描き、そこで過ごすひとときを一瞬のうちにボトルに詰め込んでみせた。

 ローランにとってライラックは、早春の明るく陽の長い晴れた日を象徴する花だという。そうしたライラックの若々しくフレッシュな軽やかさを表現するため、ピュール リラには微かにピンク色を帯びたホワイトライラックが選ばれた。

 強烈さはなく、かといってほのかなわけでもないライラックの香りは、それをまとう人に自然を感じる繊細な喜びをもたらしてくれるに違いない。


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