ブルガリは2024年7月4日、新作ハイエンドコレクション「エテルナ」を発表するイベントを京都で開催した。イベントでは本作の発表のほか、同社の創業140周年を祝すとともに、特別なゲストを迎えてのジュエリーショーやオーケストラの演奏が行われた。
永遠の美をまとうエテルナの魅力
ブルガリは、1884年にローマで創業された高級ブランドである。創業者はギリシャの銀細工職人ソティリオ・ブルガリで、その卓越した技術と美しいデザインで瞬く間に名声を得た。1940年代には、アイコニックな「セルペンティ」コレクションを発表し、その後も革新的なデザインでジュエリー業界に新たなトレンドをもたらしてきた。
そんなブルガリが2024年7月4日、京都の国立京都国際会館で、新作ハイエンドコレクション「エテルナ」を発表するイベントを開催した。このイベントでは同社の創業140周年も祝われ、特別なゲストを迎えてのジュエリーショーやオーケストラの演奏が行われた。
エテルナは、永遠の美を象徴するハイエンドコレクションである。元々、エテルナという名前はラテン語で「永遠」を意味する。この名を関する本コレクションは、ブルガリにとって常にインスピレーションの源である永遠の都・ローマへのオマージュとして誕生した。
ブルガリの卓越したデザインとクラフトマンシップの結晶であるエテルナは、ダイヤモンドやサファイアなどの豪華な宝石がふんだんにあしらわれている。特に精緻なカットとセッティングが施されたダイヤモンドは、まるで永遠の光を放つかのように輝く。
豪華ゲストと演出が彩る新作発表
本イベントには、ブルガリのアンバサダーであるモデルの森星、アーティスト兼俳優の山下智久、俳優の小雪らが、エテルナをまとって参加した。
また、同じくブルガリのアンバサダーであり、音楽監督で指揮者でもあるロレンツォ・ヴィオッティがオーケストラの指揮を執るなど、特別な演出も加わった。
ブルガリの美学と文化が融合する、珠玉のショールーム
新作発表のイベント後には、1994年に世界遺産としても登録された醍醐寺にてエテルナのユニークなコレクションを展示した。ブルガリの美学と日本の伝統文化が融合することで、特別な空間となった。
特に注目すべき点は、エテルナの主要作品が、歴史あるヴェネツィアの織物メーカー、ルベッリによる高密度のジャカード技法で再解釈されたジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの版画とともに披露されたことである。この版画は、テルメ・ディ・ディオクレツィアーノのアンティーク見取り図と、ピラネージが1756年に出版した『アンティキタ・ロマーネ』に収められたローマの古地図「フォルマ・ウルビス」の複製となっている。ローマの歴史的遺産とイタリアの芸術、職人技、技術を称える傑作が、エテルナに彩りを添えた。
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