ブルガリは、クリエイティブディレクターのメアリー・カトランズがデザインした初コレクション「カラ」を発表した。特徴的な扇型のモチーフは、古代ローマ時代のカラカラ浴場にインスパイアされている。
ブルガリのレザーグッズ&アクセサリーに新作コレクションが登場!
ブルガリから、新作レザーグッズ&アクセサリー「カラ」コレクションが発表された。ギリシャ語で「壮麗な美」を意味するこのコレクションは、ブルガリ初のレザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブディレクターに就任したメアリー・カトランズが、古代ローマ時代のカラカラ浴場にインスパイアされたモチーフをデザインに落とし込んでいる。
イチョウの葉やユリの花を思わせる扇型のモチーフは、他文化とつながる魅力的な女性らしさと普遍性を兼ね備えている。
メアリー・カトランズが着想を得る“ローマ”の地
ブルガリ誕生の地であり、同ブランドのアイデンティティであり、そしてインスピレーションソースの源でもあるイタリア・ローマ。メアリー・カトランズもまた、この地の精神と歴史から着想を得て、本コレクションのデザインへと至った。
中でも紀元3世紀に建設されたカラカラ浴場は、古代ローマの生活の中心だった。浴場の床一面に、パールホワイト、ルビーレッド、エメラルド、ゴールドなど、宝石のような豊かな色調の大理石で作られた多彩な色合いを持つ扇形のモザイクが施され、アイコニックなパターンを形成していた。なお、2015年と2016年にはブルガリの後援により、これらの古代芸術作品が大幅に修復され、40年以上にわたって隠されていたモザイク画がついに公開された。
この“モザイク”は、ブルガリの 「ディーヴァ ドリーム」コレクションのインスピレーションの源となり、エレガントな扇形モチーフへとつながった。そしてメアリー・カトランズは、このモザイクの描線を用いて新しい「カラ」モチーフを生み出したのだ。
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