2013年からイギリスのNPO団体「マンタトラスト」とパートナーシップを結ぶカール F. ブヘラが、ユニークな企画「マンタサポートキャンペーン」を開催中だ。期間中、同ブランドの正規取扱店で腕時計を購入すると、抽選で10組20名の顧客に、沖縄美ら海水族館の年間パスポート引換券が贈られるのだ。この夏、お気に入りの腕時計とともに、沖縄でマンタに会いたい。
カール F. ブヘラが「マンタサポートキャンペーン」を開催!
スイスの高級時計ブランドであるカール F. ブヘラは全国の正規取扱店で、「マンタサポートキャンペーン」をスタートさせた。
同ブランドは2013年から、イギリスのNPO団体「マンタトラスト」とパートナーシップを結んでおり、絶滅危惧種に指定されるマンタの調査や保護活動、海洋環境の保全活動などに対し、さまざまな方法で団体への支援を行ってきた。とりわけマンタの保護は喫緊の課題となっており、生態調査を重要なプロジェクトと位置付けるとともに、人々の環境に対する意識を高めていくことも、海洋環境保全のために不可欠だと語る。
今回、このマンタの保護の一環で始まったのが、マンタサポートキャンペーンだ。本企画では、24年8月1日から9月30日(月)までの期間、正規取扱店でカール F ブヘラのキャンペーン対象の腕時計を購入した顧客の中から抽選で、10組20名に沖縄美ら海水族館(管理運営:一般財団法人沖縄美ら島財団。以下、沖縄美ら島財団)の年間パスポートとの引換券が贈られるのだ。なお、引換期限は2025年3月31日まで。また、年間パスポートは引換日より1年間が有効となる。利用は本人のみに限定される。
企画の対象の腕時計は「マネロ」コレクション、「ヘリテージ」コレクション、「パトラビ」コレクションだ。カール F. ブヘラの正規取扱店については、ブランド公式サイトで確認されたし。
また、沖縄美ら海水族館の営業時間は、水族館の公式サイトからチェックしておこう。
マンタと会える沖縄美ら海水族館
沖縄美ら海水族館は、フロアによって展示品が異なる。1階が「深海への旅」、2階が「黒潮への旅」、3階が「サンゴ礁への旅」、4階が「大海への誘い」だ。このうち、マンタに会えるのは黒潮の旅エリア。水槽の中には、オニイトマキエイとナンヨウマンタ、さらに全身ブラックの個体(通称ブラックマンタ)など、現在5匹のマンタが展示されている。
そんな沖縄美ら海水族館は、2006年、世界で初めてマンタの飼育下繁殖に成功した。マンタの飼育、繁殖、研究に取り組む機関として、貴重な水族館となっている。この水族館でマンタを観賞することは、マンタの保護活動がいかに大切かを知るきっかけにもなるだろう。
なお、カール F. ブヘラは今回マンタからインスパイアされた沖縄美ら島財団とのコラボレーションについて、「海洋生物の調査・研究活動や海洋環境の保全に取り組む情熱はお互いに共感できる」と語る。沖縄美ら島財団が、海洋生物の多様性の研究などを通して、自然環境の保全や持続可能な利用に寄与する活動を行う一方で、カール F. ブヘラはこのマンタの研究・調査や、海洋環境の保全といった、彼らの活動をサポートしてきた。
また、今回のコラボレーションをきっかけに、沖縄美ら海水族館でマンタと会い、沖縄、そして世界の海へ思いを馳せると同時に、沖縄の海の魅力を体験してほしいとも話している。
https://www.webchronos.net/news/117068/
https://www.webchronos.net/news/104189/
https://www.webchronos.net/news/100756/