2024年に登場したノモス・グラスヒュッテ「タンジェント 38 デイト」の特別エディションは、31種のカラーリングで、一月の間、日ごとに変わるスタイリングを楽しめる手巻きコレクションである。中でも、「バブルガム」と名付けられた、ダスキーピンクとゴールデンイエローで構成されるカラーリングは、この夏一番のトレンドカラーだ。
手巻き(Cal.DUW4101)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径37.5mm、厚さ6.8mm)。30m防水。世界限定175本。38万5000円(税込み)。
夏にぴったり! バブルガムカラーのタンジェント
ノモス・グラスヒュッテは、2024年の「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」にて、31種ものカラーリングをそろえるタンジェント38デイトの限定コレクションを披露した。日替わりでスタイリングを楽しめる本コレクションは、モノクロカラーが主体となっている腕時計の現状に対し、新たな楽しみ方を提案するものとなっている。
中でも、この夏一番のトレンドカラーとして注目を集めているのが、「バブルガム」と名付けられたバリエーションである。
バブルガムは、ライトピンクとミディアムマゼンタの中間色であるダスキーピンクに、ゴールデンイエローを組み合わせたカラーパターンだ。ファッションの世界においても、着る人の個性を効果的に反映できるカラーパターンとして知られている。
タンジェント 38 デイト バブルガムでは、このクラシックなキャンディーを彷彿とさせる色合いによって、「大胆さ」や「遊び心」、「楽しさ」といった、陽気かつアーティスティックなイメージが表現された。
時計全体のデザインは、タンジェント 38 デイトの従来モデルがベースだ。インデックスには細長くシンプルなタイポグラフィを使用し、6時位置にはデイトとスモールセコンドを配置している。また、そのシンプルかつ洗練された造形は、目を引くダイアルカラーとの良好な相性も見せている。
ケース直径は37.5mm。洗練されたフラットなシェイプを備えており、厚みは6.8mmにまで抑えられた。サイドビューも優美な印象で角張ったラグが存在感を主張している。
ムーブメントはCal.DUW4101を搭載する。従来モデルのものとこのムーブメントは異なり、精度にが再調整がされており、クロノメーター規格に則った性能を備えている腕時計だ。
この夏注目の本作は、他モデルと同様に、175周年記念にちなんだ175本のみが限定販売されている。
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