パリ現地8月30日、オメガのパリ2024 アンバサダーを務める富田宇宙選手(パラ水泳)が、男子400m 自由形 S11で銅メダルを獲得した。富田選手はレース終盤、粘り強い追い上げで3 位に順位を上げ、その後も力強い泳ぎで白熱したレース展開を繰り広げ、見事、銅メダルに輝やいた。
富田選手は、引き続き、混合4x100m 自由形リレー 49 ポイント、男子100m バタフライ S11 に出場されるので、ぜひ応援をお願いしたい。
パラリンピック独自の競泳での計時機器
オメガは、タッチパッドやクォンタムタイマーなどオリンピックで使用しているものと同じテクノロジーに加えて、パラリンピック独自の特別な機器も導入している。
フラッシング スタートライト
フラッシング スタートライトは、スターティングブロックの左右どちらかに設置される。スタートのシグナル音と同時にランプが一斉に発光し、聴覚障害のある競技者のために視覚でスタートを知らせる装置である。競泳のほか、陸上競技でも使用されている。
プッシュボタン
競泳のみに導入されているプッシュボタンは、バックアップ装置として用いられている。タッチパッドと接続されており、軽いタッチの場合、ジャッジがこのボタンを押すことで、その選手の最終中間タイムとなる。
男子400m 自由形 S11で銅メダルを獲得