グレー文字盤がオーナーの冷静な印象を際立たせる「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」

2024.09.07

オーデマ ピゲは、41mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」を発表した。スケルトナイズされた文字盤がCal.2952のアーキテクチャルな構造を際立たせ、さまざまなシェードのグレーとブラックのパーツが絶妙なコントラストを生み出している。また、ケースも18K ホワイトゴールドとブラックセラミックのバイカラーで陰影が際立ちシャープな印象が増幅されている。


「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」Ref.26399NB.OO.D009KB.01
自動巻き(Cal.2952)。40石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KWG✕ブラックセラミックケース(直径41mm、厚さ13.8mm)。3気圧防水。※価格は要問合せ。

繊細なニュアンスのグレー

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ

 ライトグレーからブラックの色調に彩られた構築的なラインが、この複雑ムーブメントの豊かな機械構造の魅力を引き立てている。ムーブメントはサーキュラースネイル装飾を施したスレートグレーのセミマットインナーベゼルで縁取られ、秒目盛は見やすいホワイトでプリントされている。アーキテクチャルなブリッジはシルバートーンのロジウム仕上げで、地板のブラックと美しいコントラストを成している。12時位置のブラックのバレルブリッジはダイアルのシンメトリーを強調するデザインだ。9時位置の30分積算計と3時位置の12時間積算計はスケルトンで、その下の歯車を見ることができる。時分針とクロノグラフ針はポリッシュ加工のピンクゴールドにすることで視認性を確保し、6時位置のフライングトゥールビヨンは、同じゴールドの色調のバランスホイールがその複雑な機構を強調する。

融合するハイテクセラミックとゴールドの輝き

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ

「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」のケースは八角形のミドルケースとリュウズのブラックセラミック、超薄型ベゼル、スタイリッシュなラグ、クロノグラフプッシュボタンは ホワイトゴールドというように多層構造が特徴だ。このモデルに採用した深みのあるブラックセラミックは、最先端技術を駆使するマニュファクチュールのエンジニアと時計師たちの技術力の高さを示している。このような専門技術が要求される素材の部品製造は、酸化ジルコニウムパウダ(ZrO2) をベースとした独自素材の開発を始め、製造工程は非常に複雑だ。特にセラミックはその工程で約4分の1ほど体積が縮小し、それにより傷付きにくい特性が生まれるという素材特徴がある。さらに、1000度以上の温度で焼結させることで深みのある色合いが生まれる。これらの各部品には最高品質の洗練された仕上げが施されていることは言うまでもない。

手仕上げでしか出来ない装飾

 セラミックの手仕上げは非常に難しいものだが、オーデマ ピゲの厳しい品質規格に変わりはない。例えばブランドのトレードマークともいえる、ポリッシュ面取りとサテン仕上げの組み合わせは、職人全員の非常に緻密で熟練した技術力が要求される。さらにキャリバーのブリッジと装飾部品には111か所以上のへこみ角があり、職人たちが丁寧な手作業で取り組んでいる。この二つの仕上げを組み合わせることで、光が行き渡り、グレーとブラックの微妙なニュアンスを繊細に表現することができるのだ。

Cal.2952

 2020年発表のCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフの限定ブルーモデルで初搭載されたCal.2952は、その後このモデルのいくつかのバリエーションで搭載されている。クロノグラフのリセットと再スタートを組み合わせたスプリットセコンド機能は、測定結果を次々と記録する際に便利な複雑機構である。サファイアクリスタルのケースバックからは、ムーブメントの繊細な装飾とロジウムカラーを施したピンクゴールド製ローターを見ることができる。



Contact info:オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


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