カルティエの「タンク」は1917年に誕生した。ストラップからつながる平行の縦枠は、ピュアなラインを持つこのアイコンウォッチの特徴となっており、既にさまざまなサイズで展開されている。1922年には、洗練された水平ライン、ほっそりとしたケース、なめらかな輪郭を持つ「タンク ルイ カルティエ」が誕生した。そして2024年、「タンク ルイ カルティエ」のタイムレスなエレガンスが強調された、イエローゴールドのスモールスケールレプリカといえる新作のミニモデルが発表された。ローマ数字、ブルーの針、サファイアカボションがあしらわれたリュウズなどの、デザインコードのすべてを受け継いだモデルである。
「タンク ルイ カルティエ ミニモデル」
「タンク ルイ カルティエ ミニモデル」は11月8日(金)より、カルティエ ブティック、カルティエ ウォッチブティック、公式オンラインブティックで発売が開始される。
クォーツ。18KYGケース(縦24×横16.5mm、厚さ6.2mm)。日常生活防水。120万1200円(税込み)。
「トーチュ ミニモデル」
カルティエの歴代ウォッチの中でも最も独創的なウォッチのひとつが小型化された。1912年に誕生した「トーチュ」は、曲線と直線を呼応させた、カメの甲羅を思わせるフォルムが特徴である。新作は、1922年に発表されたトーチュからインスピレーションを得た、イエローゴールドとベージュラッカー仕上げのケースが特徴。このミニウォッチには、ベージュレザーストラップが採用された。洗練されたオパラインダイアルには、ドットのミニッツトラックとゴールド仕上げの針をセットし、サファイアのリュウズにはパール状の飾りが施されている。11月より、世界150本限定で販売予定だ。
クォーツ。18KYGケース(縦26.15×横20.9mm、厚さ6.5mm)。日常生活防水。世界限定150本。260万0400円(税込み)。2024年11月発売予定。
男性も女性もミニウォッチを!
ここでは今回発表されたカルティエのミニウォッチの着用例を紹介する。小径の腕時計といえば、女性のものというイメージがあるかもしれないが、男性にもしっかりと似合うものなのだ。
「パンテール ドゥ カルティエ ミニモデル」
リュウズにサファイアカボションを採用したモデルだ。クォーツ。18KYGケース(縦25×横19mm、厚さ6mm)。日常生活防水。331万200円(税込み)。
(下)カルティエ「パンテール ドゥ カルティエ ミニモデル」
一方のこちらのモデルは、リュウズにブルーシンセティックスピネルを用いている。クォーツ。SS×18KYGケース(縦37×横29mm、厚さ6mm)。日常生活防水。132万円(税込み)。
「ベニュワール ミニモデル」
ジュエリーウォッチの真髄を体現する「ベニュワール」は、象徴的なオーバルシェイプが特徴だ。小さなダイアルを囲むベゼルは、スケールを大きくしたゴドロン装飾を思わせる。ドーム型の風防も特徴的で、レザーストラップのモデルとゴールドのバングルのモデルを取りそろえ、ゴールドのケースにダイヤモンドをセットしたデザインも展開されている。
クォーツ。18KWG(縦24.6×横18.7mm、厚さ7.2mm)。ケースとパール状の飾り付きリューズにブリリアントカット ダイヤモンド160個(計1.9cts)。日常生活防水。299万6400円(税込み)。
(下)カルティエ「ベニュワール ミニモデル」
クォーツ。18KWG(縦32×横26mm、厚さ8mm)。ケースとパール状の飾り付きリューズにブリリアントカット ダイヤモンド288個(計2.33cts)。日常生活防水。454万800円(税込み)。
Contact info: カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-301-757