オメガは、先月発表したメタリックな「シーマスター ダイバー300M」に続いて、グレード チタンとブロンズゴールドを使用した「シーマスター ダイバー300M チタン&ブロンズゴールド」を新たに発表した。これにより、ブランドを代表するダイバーズウォッチのラインナップに、個性的な選択肢が仲間入りした。
新作“ボンド”「シーマスター ダイバー 300M チタン&ブロンズゴールド」
オメガの製品の中でも絶大な人気を誇る“ボンド”ダイバー。先月に引き続き、新作モデルが登場した。「シーマスター ダイバー300M チタン&ブロンズゴールド」だ。
自動巻き(Cal.8806)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。Tiケース(直径42mm、厚さ13.8mm)。30気圧水。165万円(税込み)。
メッシュブレスレットと 42mm のケースには、サテン仕上げを施したグレード 2 のチタンを使用。薄暗いグレーカラーのこの素材はサテン加工に適しているうえ、軽量で耐食性があり、生化学的に不活性で極端な温度にも耐えられることで知られている。このような特性は、航空機や宇宙船の分野でもよく使用され、アクティブな探検やスポーツにも最適である。
シーマスター ダイバー 300M チタン&ブロンズゴールド
自動巻き(Cal.8806)。35石。2万5200振動/時。1万5000ガウス以上の耐磁性能。スイス連邦計量・認定局(METAS)認定マスタークロノメーター。サテン仕上げのグレード 2 チタン製ケース(直径42mm、厚さ13.8mm)。パワーリザーブ約55時間。30気圧水。152万9000円(税込み)。
オメガ独自のブロンズゴールド
さらにチタンのグレーと魅力的なコントラストを成しているのが、オメガ独自のブロンズゴールドである。ベゼル、リューズ、そしてヘリウムエスケープバルブに使用され、針にはブロンズゴールドカラーの PVD コーティングを施している。このブロンズゴールドは特殊な合金で、酸化して緑青に変色することがなく自然で美しい風合いを保つため、長期間に渡って柔らかなピンクの色合いを楽しむことができる。また、ニッケルを含まない組成のおかげで、アレルギーを起こしにくく直接肌に触れて着用もでき、鉄分を含まないため耐磁性にも優れている。
グリーンのアルミニウムベゼル
このチタンとブロンズゴールドの 2 つの素材使いをさらに引き立てるのが、グリーンのアルミニウムベゼルだ。ヴィンテージ スーパールミノヴァを塗布したブラック仕上げのインデックスを備えたダイアルや、シュウ酸アルマイト処理を施したアルミニウム製ベゼルリングなどのグリーンアルミニウムが、見事な調和を生み出している。
搭載されているコーアクシャルマスタークロノメーターキャリバー 8806 は、スイス連邦計量・認定局(METAS)に認められた高い精度、性能、耐磁性を保持している。