「ザ・シチズン」光発電エコ・ドライブモデルにメタリックな新色が登場

2025.01.06

「ザ・シチズン」の光発電エコ・ドライブ搭載モデルに新色ダイアルが登場した。ポリカーボネート製ながら金属の結晶を思わせるメタリックな文字盤を備えた、シルバーカラー、もしくはブラックカラーのモデルである。

シチズン「ザ・シチズン」Ref.AQ4100-57B
エコ・ドライブ(Cal.A060)。TIケース(直径38.3mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。41万8000円(税込み)。


メタリックな文字盤で光発電を可能とする「ザ・シチズン」

「ザ・シチズン」のエコ・ドライブ搭載モデルに、新色が登場した。ひとつはシルバーカラー、もうひとつはブラックカラーである。どちらの文字盤もポリカーボネート製でありながら、金属の結晶を思わせる表現を実現したものだ。

シチズン「ザ・シチズン」Ref.AQ4100-57E
エコ・ドライブ(Cal.A060)。TIケース(直径38.3mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。41万8000円(税込み)。

 搭載するムーブメントは、年差±5秒という卓越した精度の光発電エコ・ドライブ駆動のCal.A060。文字盤の下にある光電池に光が当たることによって発電し、それによってクォーツムーブメントを駆動させるという仕組みである。このような仕組みを採用している場合、文字盤は光を通すために透明なポリカーボネートであることが多い。金属のような光を反射してしまう素材はありえないのだ。だが、この腕時計では確かにポリカーボネートを採用している。しかしながら、メタリックな表現を可能としているのである。

 なお、このメタリックな質感は塗装にて表現しており、文字盤の模様はシチズンの発表によると、躍動感のあるイーグルの羽を模したものとのことだ。このパターンは成型によって生み出された。

金属を思わせる印象の文字盤。模様はシチズンによればイーグルの羽毛を表現したものだそうだが、ダマスカス鋼のような金属結晶の表情を連想させる。

 2024年の夏に発売された、ブルー文字版のRef.AQ4100-57Mも同様にメタリックな文字盤のモデルであった。だが、このモデルは数量限定かつ特定店舗のみ販売モデルだったが、今回発表されたモデルは一般販売品である。

 ケースの直径は38.3mm。ケースはシチズン独自のスーパーチタニウムを採用しており、表面にはデュラテクトプラチナが施されているので、耐傷性は高い。ブレスレットがヘアライン仕上げを用いて施されているので、シーンを選ばずに着用できる点も特徴だ。


Contact info:シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


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