シチズンは、国際 NGOであるNICEを通じてマングローブの苗を寄付するEco Tree ACTIONの活動において、4年目となる 2024年は、約2万6000本の苗を寄付することとなった。
時計ボックス不要ならマングローブが寄付される
Eco Tree ACTIONは、シチズンブランドの腕時計の購入時(国内限定)にボックス(時計を入れる箱)不要を選択することで、箱1個につきマングローブの苗1本を寄付する活動だ。包装資源を削減すると共に、地球温暖化防止に重要な植物であるマングローブの苗を寄付し、カンボジアに植樹することを目的に、2020年11月1日から開始した。
現地では、NICE及び関係団体のスタッフ、ボランティアの方々が、マングローブの種取り、苗床作り、海への運搬、植樹を行います。2023年11月〜2024年10月には、26回の植樹が行われた。
4年目となる2024年は10月31日までの年間のボックス不要集計分(出荷ベース)で約2万6000本の苗を寄付した。約2万6000個のボックスは、CO2排出量に換算すると約2.5トン(杉の木約150本の年間CO2吸収量に相当)となる。マングローブは大気中の多くの二酸化炭素を取り込み、気候変動の要因とされる地球温暖化の防止に寄与。また、マングローブの植樹は、汽水域に生息する多くの生物の多様性を守るだけでなく、沿岸地域に住む人々の暮らしを守ることにも繋がっている。