堅牢かつ高い信頼性のあるプラクティカル(実用的)な機械式時計を展開するボール ウォッチは、1点もののプレミアム感が際立つ「マラカイト」を文字盤素材に用い、2025年の干支である巳(蛇)をモチーフにした「エンジニア III インヴィゴ レーティング サーペント」を1月末より発売する。グリーンの縞模様が特徴的なマラカイト文字盤に「蛇」と書かれた本作はまるで猛毒を持った毒蛇のようで、金運効果は他社のモデルより高いかもしれない。
エンジニア III インヴィゴ レーティング サーペント
COSC認定クロノメーター。耐衝撃性:5000Gs (高さ1mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストを実施)。耐磁性:8万A/m/1000ガウス (ミューメタル製インナーケース内蔵)。自動巻き(cal.RR1103)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。マラカイト文字盤。904L SSケース(直径40mm、厚さ13.2mm)。100m防水。33万円(税込み)。
6時位置に「蛇」の漢字表記
再生と豊穣、財力と生命力の象徴であり、神の使いとして崇められてきた蛇。脱皮を繰り返す蛇は、復活と再生を連想させることから、不老長寿を象徴する縁起の良い動物とされてきた。その象徴である「蛇」の漢字を迫力のある草書体で文字盤の6時位置に配置し、暗闇の中でその文字と文字盤外周の分目盛りがくっきりと浮かび上がるように夜光塗料が塗布された。
夜間で発行する文字と分目盛り
ケースバックにはカドゥケウスの紋章
さらに文字盤面だけでなく、バックケースには争いを解決し平和をもたらすシンボルとされるカドゥケウスの紋章(杖に二匹の蛇が巻きつき、上部に翼がついたデザイン)がエンボスされている。
クレオパトラがアイシャドーに使ったマラカイトとは?
文字盤の素材には、濃い色と淡い色で形成されるグリーンの帯模様が特徴の「マラカイト」を採用。マラカイト(孔雀石)は銅の二次鉱物で、緑色をした単斜晶系の鉱物だ。銅が酸化して緑青(ろくしょう)という錆を生成する現象が自然の中で起こり、生み出されたもの。古代エジプトでは、クレオパトラがこの粉末をアイシャドーとして好んで使っていたと言われ、「旅人を守護する石」としても知られており、パワーストーンとしても高い人気を誇っている。
904L ステンレススティール
さらに、ケースとブレスレットには904Lステンレススティールを使用し、ミューメタル製インナーケースを内蔵することで 8万A/m の耐磁性を獲得、スイス公式クロノメーター検定機関(COSC)の認定を受けた高精度が保証されている。これ以上ない理想的なスペックを誇る。
強力な耐磁性能を保証するミューメタル製インナーケース
注目すべきディテール
「エンジニア III インヴィゴレーティング サーペント」モデルは、機能性が高く評価されている「エンジニアIII マーベライト クロノメーター」を原型にデザインされているため、圧倒的な視認性を誇る自発光マイクロ・ガスライト、5000Gsの耐衝撃性、ミューメタル製インナーケースによる 8万A/m(1000 ガウス)の耐磁性、スーパーステンレススティールと呼ばれる「904L」製のケースとブレスレット、反射防止処理済みの傷に強いサファイアガラス風防、ねじ込み式のリューズとケースバックによる 100m防水性能など、ブランドコンセプトである「シビアな環境でこそ必要とされる機能性」をしっかりと保持している。
元気を与える蛇
デザイン面でも「エンジニアIII インヴィゴレーティング サーペント」は、スポーツモデルでありながらドレスウォッチの美しい流線型ケースを兼ね備えている。スマートなドルフィン針と明瞭な形状のアプライドメタルインデックスにより、文字盤外周部まで十分な視認性を確保。さらに、3 時位置には拡大レンズ付きカレンダー表示を備え、多くの日本人男性にフィットする 40mm 径サイズを採用している。これらの特徴により、「エンジニアIII インヴィゴレーティング サーペント」は機能性とデザイン、そしてコストパフォーマンスの高さでボール ウォッチならではの魅力を発揮している。モデル名の「インヴィゴ レーティング サーペント」は「元気を与える蛇」という意味になるため、新年を寿ぐおめでたいモデルとして、自分用はもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめだ。
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