ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリのチャレンジ部門賞を受賞したレイモンドウェイルの「ミレジム」が、初めての日本限定モデルを3月1日に発売

2025.01.31

レイモンドウェイルが、時計専門店シェルマン限定仕様の「ミレジムセンターセコンドシェルマンリミテッドエディション」を3月1日 (土)に発売する。シェルマン銀座三越店、日本橋三越店、新宿伊勢丹本館店のみの取り扱いとなる。※シェルマン銀座三越店では、2月5日 (水)より実機を見ることができる。

縦の筋目が豊かな表情を生む中央部から、滑らかな質感のアワートラックに向けて高さが増す一方で、同心円状模様を施した最も外側のミニッツトラックは外側に向けて緩やかに傾斜。立体的かつ仕上げに変化をつけた複雑なダイアルデザインを実現している。中央部とアワートラックの境界に描いたブラックの円周が、セクターダイアルの印象をさらに際立たせている。

ミレジムセンターセコンドシェルマンリミテッドエディション

レイモンドウェイル「ミレジムセンターセコンドシェルマンリミテッドエディション」Ref.2925-STC-JAP01
自動巻き（Cal.RW4200（SW200））。26石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約41時間。SSケース（直径39.5mm、厚さ9.25mm）。50m防水。シェルマン限定30本。30万8000円（税込み）。

シェルマン限定モデルの開発

　1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、アンティークウォッチ・ジュエリーを中心とする名品を展開。現在は、永く愛用できる品質と価格のバランスが良い・個性があり愛着を持てる・作り手の意図(情熱)が垣間見える、という独自の基準のもと、魅力的な時計を厳選。大手メゾンに属さず時計づくりに励むスモールメゾンブランドのユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、時代や流行を超えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの逸品を取り扱っている。

　この度、シェルマン日本橋三越店、新宿伊勢丹本館店でのレイモンドウェイル取り扱い開始を記念し、ヴィンテージテイスト漂う「ミレジム」初の日本限定モデルを、シェルマンと共同で開発した。時計愛好家の諸兄に永く愛していただける、タイムレスなスペシャルピースとなっている。

気品溢れるシャンパンゴールド × セクターダイアル

ミレジムセンターセコンドシェルマンリミテッドエディション

時・分針に蓄光塗料スーパー・ルミノバを塗布し、シャープなフォルムで程よくモダナイズすることにより、「ネオ・ヴィンテージ」のバランスを保っている。

　「ミレジム」の代名詞である、時・分・秒の目盛りを異なるトラックに表示するセクターダイアルは、数多くのカラーサンプルから厳選したシャンパンゴールドカラーを採用。12時のみアラビア数字で表示し、3・6・9 時にスクエアとバーを組み合わせたアワーインデックスは、アンティークウォッチを想起させつつも「ミレジム」独特の個性が光る限定仕様だ。主張を抑えたアンスラサイトでカラーリングしたブランドロゴや針が、シャンパンゴールドのセクターダイアルが放つヴィンテージの趣と完璧に調和している。

ムーブメント

　信頼性の高いセリタ社製の自動巻きムーブメントをベースとするCal.RW4200を搭載。シースルーケースバックから、レイモンドウェイルのイニシャルを象った W字型ローターの動きを鑑賞することができる。ケースバックの6時位置には、限定モデルを証明する「1 of 30」が刻印される。

直径 39.5mm ケース

　小径ケース（直径30mm～38mm）が主流だった往時のモデルにインスパイアされつつも、近年の時計製造における潮流に沿った直径39.5mmのケースを採用。暮らしの中で安心かつ快適に着用できるよう、5気圧防水（日常生活用強化防水)・薄型（厚さ9.25mm）を満たすベストサイズに設計。

　丁寧に面取りをしたベゼルには、ケースをより薄く見せる効果がある。ケース・ラグ側面とベゼルにはヘアライン仕上げ、ラグ上面とベゼルの面取り部分にはポリッシュ仕上げを施し、2 種類の仕上げを使い分けることで生まれるコントラストが立体感を与えている。ヴィンテージ感のある長く伸びたラグは、丸く仕上げた先端をケースバック側に大きく曲げることで装着感を向上させている。