日本の伝統工芸の未来を担う若者たちをサポートすべく、シチズンが「Z 世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト」を開始

2025.02.10

シチズン時計は、日本の伝統工芸を次世代へとつなぐ若手工芸作家を支援する「Z 世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト」を開始する。本プロジェクトは、伝統工芸の担い手である若手作家を支援し、より新しい表現や作品の生まれる環境を整えることが目的だ。特別サポーターとして伝統工芸×ファッションブランド「HIRUME」総合プロデューサーの生駒芳子を迎え、プロジェクトを始動した。

Z 世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト

>石井 佑宇馬

石井 佑宇馬(いしい ゆうま)氏
手描き友禅の技法をもとに、染色による作品を制作。染色を通して自身の根源な欲求や感覚と向き合い、それらを作品として表出させることを目指している。2001年福島県生まれ。2024年金沢美術工芸大学工芸科卒業、同大学大学院美術工芸研究科工芸専攻修士課程在籍。A-TOM ART AWARD EXHIBITION 2023、NAMERIKAWA ARTIST IN RESIDENCE EXHIBITION、KUMA experiment vol.䏅「Polyphony」、KOGEI Art Fair Kanazawa䏆䏄䏆䏈、アートの実験空間 金沢美術工芸大学学生展「五つの表現 」、A-TOMART AWARD䏆䏄䏆䏇 TOYAMA 賞、Van Cleef&Arpels デザインスカラシップ、PRIZE for LEADING CHARACTER / DSF CULTIVATION AWARD for Students、SHIBUYA ART AWARDS 審査員 小松隆宏賞、クマ財団クリエイター奨学金8期生。

 第1回目となる今回は、染色家の石井佑宇馬氏と陶芸家の金田萌永氏を支援する。1年間の制作応援金50万円の提供と共に作品展示の機会、制作活動をSNS等で紹介するPR支援を実施する。選考に当たっては、伝統工芸の技法を活用しつつ作品作りに励む若手作家複数名から、事前選考で選定された4名の工芸作家の作品を社内展示し、同社社員の投票で決定した。

金田 萌永

金田 萌永(かねだ もえ)氏
陶芸の伝統技法「練込」を応用し、「⻘」を基調とした作品を制作。1997年東京都生まれ。2020年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業。滋賀県立陶芸の森スタジオアーティスト。2021年日本伝統工芸近畿展新人奨励賞入選(2022年、2023年、2024年)。日本伝統工芸展入選(2022年、2023年、2024年)。2022年初個展(京都高島屋美術工芸サロン)。2023年旬の工芸-技の狂宴(緑ヶ丘美術館‧奈良)。第10回菊池ビエンナーレ入選。2024年タクミのセラミック‧トラベル(茨城県陶芸美術館‧茨城)。備前現代陶芸ビエンナーレ入選。現在、日本工芸会正会員 滋賀県内で作陶。

審査基準

1.人を感動させる作品であるか。
2.日本の伝統工芸や伝統技法を継承しつつ、革新的で独創的な表現があること。
3.ものづくり(技法、製造方法)の完成度や洗練度を高めながら、挑戦している点があること。
4.未来を意識し、地球環境や社会に配慮したものづくりであること。
5.「Better Starts Now」*など、シチズンが大切にしているものづくりのスタンスや美意識と共鳴するか。
*Better Starts Now
「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」というシチズンの信念。


Contact info:シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


時計の箱がマングローブ1 本になるEco Tree ACTION、1年間で約2万6000本の苗を寄付

NEWS

世界の電波時計市場をリードするシチズン時計。独自のテクノロジーや歩み、最新モデルを紹介

FEATURES

一般社団法人モア・トゥリーズを支援し、⻑野県根羽村に「シチズンの森」を設立

NEWS