ブランパンは25年にわたって世界中の恋人たちを祝福してきた。熱烈な愛の色をまとった「レディバード カラーズ バレンタイン 2025」は、女性らしい特徴が加えられたブランパン ムーンフェイズ、そして繊細なゴールドのハートもあしらわれてロマンティックな表情を湛える。燃える情熱が込められた新しい限定バージョンは、愛する人の心を溶かすためのタイムピースである。
![レディバード カラーズ バレンタイン 2025](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2025/02/1-14.jpg)
レディバード カラーズ バレンタイン 2025
![レディバード カラーズ バレンタイン 2025](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2025/02/2-14.jpg)
自動巻き(Cal.1153L)。30石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約100時間。18KWGケース(直径34.9mm、厚さ10.43mm)。30m防水。世界限定14本。543万4000円(税込み)。
キューピッドの矢が刺さったハートの秒針
![レディバード カラーズ バレンタイン 2025](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2025/02/3-11.jpg)
この新しい18Kホワイトゴールド製 34.9mmバージョンは、絶妙な赤をまとってロマンティックな個性が強調されている。ブレスレットやインデックス、さらにはキューピッドの矢が刺さったハートの秒針まで、「レディバード カラーズ バレンタイン 2025」には情熱的な愛のしるしが随所に散りばめられている。恋人たちの深い愛を象徴する如く、5回に分けて塗布する手の込んだプロセスを経ることで、インデックスはさらなる視覚的な深みをもたらしている。
この着色作業は、塗り重ねるたびに乾燥させる時間を正確に見極める必要があり、職人によるコントロールと細心の注意が求められる。アシンメトリーに配されたローマ数字のインデックスは、6時位置のムーンフェイズと見事に調和し、ダイヤルに絶妙のバランスをもたらしている。
ムーンフェイズの特徴的な口元のホクロ
![レディバード カラーズ バレンタイン 2025](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2025/02/4-11.jpg)
閉じられた目には長いまつげ、ふっくらした唇、口元のホクロなど、女性らしさを湛えるムーンフェイズは、ゴールドに輝くふたつのハートを備え、まるでマザー・オブ・パールの雲の上に浮かんでいるかのようだ。ダイアルには、眩いほど白い、きわめて稀少な貝に由来するマザー・オブ・パールを使用し、光と戯れて奥行きを感じさせる。ダイアルにセッティングされたブリリアントカットダイヤモンドは、6時位置に近づくにつれてスリムな形状になり、まるでふたつの三日月のように輝いている。ダイヤモンドはケース、ラグ、リュウズ、バックルにもあしらわれ、合計で2カラットを上回る豪華さである。
Cal. 1153L
![キャリバー 1153L](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2025/02/5-11.jpg)
スケルトンローターを備え、約100時間のパワーリザーブを備えるCal.1153L は、ペルラージュ、面取り、コート・ド・ジュネーブなど、高級時計の伝統に従って施された装飾をサファイアクリスタルの裏蓋から鑑賞することができる。
ムーブメントにはシリコン製ヒゲゼンマイを使用
シリコンという素材は、時間の計測に大きな進歩をもたらした。変形することなく弾性があり、硬く、軽量で、耐食性に優れるこの素材はとりわけ耐磁性が際立って高いことが特徴だ。それは時計の作動精度を確保するうえで重要な性質である。磁気を帯びる可能性のある金属バネをテンプに使用していた1950年代とは異なり、今日ではシリコン製ヒゲゼンマイを採用している。そのためサファイアクリスタル製の裏蓋を装着することができ、ムーブメントのユニークな構造を見せることができている。こうしたテクノロジーの恩恵により、新しい「レディバード カラーズ バレンタイン 2025」は、その機構の高品質な仕上げを誇らしげに示すことができるだけでなく、高い実用性がもたらされている。