レイモンド ウェイルは「フリーランサー 38 スケルトン」を2025年3月1日に発売する。かつて発表された「フリーランサー スケルトン」の直径を4mm小さくしたモデルだ。腕時計業界全体の小径化の波に、このモデルも乗ったと言えるだろう。小さな文字盤の中に詰まったスケルトンのディティールは、大いに見応えがあるのだ。
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専用ムーブメントを後ろからも前からも堪能できるスケルトン仕様
レイモンド ウェイルは2025年3月1日(土)より「フリーランサー 38 スケルトン」を日本国内にて発売する。旧作「フリーランサー スケルトン」から4mmも小径化し、ステンレスティールブレスレットを備えた、エレガントかつスポーティな腕時計だ。
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自動巻き(Cal. RW1212)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.87mm)。10気圧防水。予価55万円(税込み)。2025年3月1日発売
搭載されるムーブメントCal.RW1212は、セリタと共同開発したレイモンド ウェイル専用のムーブメントである。ムーブメントのキャリバーナンバーは、レイモンド ウェイルの本社が位置するスイス・ジュネーブ州グランシー・ランシーの郵便番号に由来しており、フラッグシップである「フリーランサー」コレクションの限られたモデルのみに用いられる番号だ。
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スケルトン仕様の文字盤からは主ゼンマイが収められた11〜12時位置の香箱、2〜4番車、ガンギ車、アンクル、6時位置のヒゲゼンマイ付きテンプに至る、機械式腕時計を駆動させる輪列の精巧な作りと動きが目を楽しませる。
また、外縁ギリギリまでサファイアクリスタルで覆われたシースルー仕様のケースバックからは、W(ウェイル)をあしらったローターや巻き上げ輪列を鑑賞することができる。ローター・地板・ブリッジには、ブラックルテニウムでコーティングすることで、耐食・耐摩耗性を強化し、高級感のあるつややかなブラックカラーを実現。
旧作に見られるサテン仕上げではなく、ヘアライン仕上げを施し、よりシャープで洗練された印象を与える。さらに、腕時計全体のカラーリングで基調となるブラック・シルバーに対して、2〜4番車・テンワのゴールドがアクセントになっている。
ブレスレットも小型化!
ケース直径42mmの旧作から4mm小径化した、腕乗りの良い直径38mmのステンレススティールケース。エレガントかつスポーティーな5連仕様のステンレススティールブレスレットは腕に滑らかに沿い、快適な着用感をもたらす。ケース・ブレスレットともに、ヘアライン・ポリッシュの2種類の仕上げを使い分けることで、生まれるコントラストが立体感を強調した作りだ。バックル部分にレイモンド ウェイルのモノグラムが刻印されている。