レイモンド ウェイルは、Watches & Wonders 2025 にて、同社のフラッグシップコレクションから 2 つの新作「フリーランサー コンプリートカレンダー」と「フリーランサー スケルトン クッション」を発表した。

フリーランサー コンプリートカレンダー

自動巻き(Cal. RW3281)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.15mm)。10気圧防水。62万7000円(税込み)。
「フリーランサー コンプリートカレンダー」は、高い技術・精度と洗練されたエレガンスの完璧なバランスを実現。デューンまたはブルーの文字盤では、曜日・日付・月・ムーンフェイズ表示が完璧なハーモニーを奏で、光とテクスチャーの繊細な相互作用を生み出している。ムーンフェイズ表示は、NASA が実際に撮影した月面画像からインスピレーションを得たデザインを採用した。

ローズゴールド PVD コーティングを施したステンレススティールケースのモデルは、温かみのあるサンレイクリーム文字盤にローズゴールドプレートのインデックスを添えた、クラシカルでラグジュアリーな美しさが特徴だ。一方、ステンレススティール製ケースとサンレイブルー文字盤のモデルは、ニッケルメッキのアプライド仕様インデックスがモダンでダイナミックな魅力を放っている。

現代的な直径 40mm のケースは、バランスの取れたプロポーションとカーブしたラグが特徴で、最適な着用感を提供する。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げ、新たにデザインされたベゼルが、あらゆる角度から光を捉え、洗練された美しさを引き立てている。

自動巻き(Cal.RW1212)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.15mm)。10気圧防水。62万7000円(税込み)。
フリーランサー スケルトン クッション
2007 年に発表されたレイモンド ウェイルの専用ムーブメント(Cal.RW1212)は、3 代目 CEO エリー・ベルンハイムの構想から生まれ、レイモンド ウェイルの研究開発部門とセリタ社との緊密なコラボレーションによって開発された。ブリッジなどの各パーツを丹念に設計し、6 時位置のテンプを際立たせている。その結果、モダン建築のような洗練されたデザインと機械的な独創性が融合した、深みのあるムーブメントが誕生。レイモンド ウェイルの進化における重要なマイルストーンであり続けている。ムーブメントのキャリバーナンバーは、レイモンド ウェイルの本社が位置するスイス・ジュネーブ州グランシー・ランシーの郵便番号に由来しており、フラッグシップである「フリーランサー」コレクションの限られたモデルのみに用いられる番号だ。

自動巻き(Cal.RW1212)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(縦40mm、横40mm、厚さ10.5mm)。10気圧防水。世界限定500本。61万6000円(税込み)。
「フリーランサー スケルトン クッション」は、ブラック PVD コーティングを施したクッション型ステンレススティールケースと、専用ムーブメントを堪能できるスケルトン仕様のダイアルを組み合わせ、コンテンポラリーでスポーティな美しさを際立たせている。秀逸なデザインに 100m 防水性能も兼ね備え、手の届きやすい価格帯で、クラフツマンシップと実用性の両方を重視する時計愛好家を虜にすることだろう。