先進技術を用いて再設計された軽量なカーボンファイバーケース、チューダー「ブラックベイクロノ“カーボン 25”」

チューダーは 1950 年代からモータースポーツと深く結びつき、公道やレーストラック、さらには過酷な砂漠も舞台に戦い続けてきた。新しい「ブラックベイクロノ“ カーボン25”」は、エンドリンクに至るまでカーボンファイバー製のケースに、チタニウム製プッシャーが組み合わされた。先進技術を用いて再設計された軽量なケース、コラムホイールを備えるマニュファクチュールキャリバー、そして Visa Cash App Racing Bulls F1 チームからインスピレーションを受けたそのデザインとともに、「ブラックベイクロノ“カーボン 25”」はライバルを圧倒する。

新作の「ブラックベイクロノ“カーボン 25”」は、サーキットにおけるチューダーの長い伝統を受け継ぐ一本。カーボンファイバーは、軽量性という大きなアドバンテージを備えた、レーシングクロノグラフに最適な素材だ。ケースだけでなくタキメーターベゼル、ハイブリッドストラップをケースに固定するエンドリンク、さらにはクロノグラフのサブカウンターまでもがカーボンファイバーを採用し、わずかな軽量化をも徹底している。

チューダー「ブラックベイクロノ“カーボン 25”」

同シリーズモデルより薄く再設計されたフルカーボンファイバー製のケース

　316L ステンレススチール製バージョンの同シリーズモデルより薄く再設計されたフルカーボンファイバー製のケースが最大の特徴だ。直径 42 mm、タキメーター目盛り付きのケース一体型ベゼルもカーボンファイバー製で、チタニウム製ケースバックは黒く PVD コーティングされ、一本一本に固有の番号が刻まれ精悍さが増している。

レーシングホワイト ダイアル

　2025 年の Visa Cash App Racing Bulls F1 チームのマシンのデザインを取り入れた、ドーム型「レーシングホワイト」ダイアルで、コントラストの際立つカーボンファイバー製のサブカウンターも魅力だ。

「スノーフレーク」針と45分カウンターが特徴

　ブラックベイの美学に忠実なブラックベイ クロノは、1969年以来チューダーのダイバーズウォッチのアイコンとなっている有名な「スノーフレーク」針を採用し、ふたつのシルバーサブカウンターが配され、最適な視認性を確保するために磨きがかけられたドーム型ブルーダイアルを備える。初期のチューダー クロノグラフに着想を得て、45分カウンターと6時位置にカレンダーを備えるダイアルも特徴の一つだ。

平均日差-2秒から+4秒を達成するクロノグラフキャリバー Cal.MT5813

　ブラックベイ クロノに搭載されているマニュファクチュール クロノグラフキャリバー Cal.MT5813は、時・分・秒・クロノグラフ・日付機能を備えている。他のチューダーのマニュファクチュール キャリバー同様、特徴的な仕上げが施されている。モノブロックのタングステン製ローターはオープンワークで細部にサンドブラストを伴うサテン仕上げ、ブリッジとメインプレートはサンドブラストとレーザー装飾が交互に施されている。

　チューダーは今なお、トップパフォーマンスを誇るドライバーたちの時間を刻み続けている。Visa Cash App Racing Bulls F1 チームのドライバー、リアム・ローソンとイザック・アジャーが、その証人だ。