クロノトウキョウは、2025年5月22日午前11時および午後11時より、公式ウェブサイトにて、新作「2025 Jubilee Sensu EOL‘白藍’」を発売する。
※購入には、事前にアカウント登録が必要。(登録無料)
クロノトウキョウより、待望の新作モデルが発売スタート!
浅岡肇が手泣きするクロノトウキョウより、新作モデル「2025 Jubilee Sensu EOL‘白藍’」が発表された。昨年大反響があった人気モデル「リザーブ・ド・マルシェ Sensu N.O.S」が、新しいギヨシェ模様と美しいメタリックな白藍色の文字盤カラーで復活したのだ。本作は、待望のアニバーサリーモデルであるだけでなく、浅岡肇の還暦であるダイヤモンドジュビリーという節目と重なる、2025年を象徴する特別なモデルだ。ジュビリーモデルの特別仕様として、リューズにはオニキスのカボションを施している。
この新作モデルは2025年5月22日午前11時および午後11時〜の二部制で、公式ウェブサイト(https://kuronotokyo.com/)にて発売される。

風防はボックスサファイアクリスタルで、ソリッドバックのケースを持つ。自動巻き(Cal.9133PWT)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。32万8680円(税込み)。
なお、注文はひとりにつき1点限り。数量限定ではなく、二部制の時間限定販売となる。受付はKurono Tokyo公式ホームページ (https://kuronotokyo.com/)より。購入には、事前にアカウント登録が必要となる。なお、登録は無料で行える。
2025 Jubilee Sensu EOL‘白藍’についてー浅岡肇(全文プレスリリースより抜粋)
日本には藍染の伝統があります。藍染にはその濃さによって様々な呼び名があり、そのうち、もっとも薄く染めた色を「白藍(しらあい)」と言います。この時計の文字盤はその白藍をイメージしています。
藍染のユニークな点は色の濃さに応じて色合いが変わることです。薄い場合はやや緑色を帯びており、濃くなるにつれて紫色を帯びてきます。しかし、時計の文字盤は金属製ですから、藍染することは困難です。そこで、文字盤メーカーには実際の白藍をカラーサンプルとして渡し、顔料にその代用としてプルシャンブ ルーを用いて淡くラッカー塗装しています。
このように藍染をプルシャンブルーで代用することも、日本では伝統的に行われていました。その代表的な例が葛飾北斎による浮世絵です。別名「北斎ブルー」と呼ばれるその青色はそれまで使われていた藍に代 わって輸入の顔料であったプルシャンブルーを使うことで実現したものでした。とりわけ、淡く発色させる場合にプルシャンブルーは効果的だったそうです。つまり、この文字盤の青は「北斎ブルー」ともいえるわけです。
併せて、白藍の淡い色合いと対をなすように、今回はリュウズにオニキスのカボションを付けてみました。
注目すべきディテール