壮大な1,000マイルのカーラリー「ミッレ ミリア 2019」に臨むショパール

2019.05.14

 「ミッレ ミリア」は、1927年に初めて開催されて以来、世界で最も有名なヒストリックカーイベントのひとつとして認識されている。当初はローマを折り返し地点としたブレシアからの往復路で構成される1,618kmのコースを駆けるカーレースとしてスタートした。ショパールは「ミッレ ミリア」のヒストリックパートナー、およびオフィシャルタイムキーパーとして31回目となる今年も協力体制を引いた。メゾンの共同社長であり、熱狂的なクラシックカー愛好家のカール-フリードリッヒ・ショイフレは、メルセデス・ベンツ 300SL ガルウィングでレースに参戦する。

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1955 年には、著名な英国のレーシングドライバーであるスターリング・モス卿が、10 時間7 分48 秒、平均時速97.96 マイルという驚異的なタイムでレースを制覇。この記録は今日でも破られていない。1957年にオリジナルのレース形式が姿を消した後、1977年に「ミッレ ミリア」は、1927 年から1957 年に製造されたレーシングカーによるタイム&リライアビリティのトライアルレースとして復活。ルートはオリジナルのレースとほぼ同じで、イタリアの中央部を縦断するブレシア・ローマ間の往復路を辿る。

 「ミッレ ミリア」では、極めて希少かつ貴重な往年のヒストリックカーが、その本分であるカーレースでしのぎを削る。2019 年のラリーでは、430 台のヒストリックカーが、ブレシアの街中にあるヴェネツィア大通りの並木道に設置されたスタートランプに集結する。今年も、ショパールの共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレはレースに参戦。30 回以上もの出場経験を持つ彼のレーシングパートナーを務めてきたのは、妻のクリスティンや父のカール、そしてル・マン耐久レースにおいて6 回の優勝経験を持つ伝説のドライバー、ジャッキー・イクスだった。今年は、愛娘であるキャロライン‐マリーが、レーシングパートナーとして、初めてコドライバーを務める。4日間にわたる過酷なこのカーラリーに、色鮮やかな“ストロベリーメタリック”カラーのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウィングで立ち向かう。

今年は、ミラノの有名なコーチビルダーであるザガートによる美しいハンドメイドのボディワークを施した15台以上ものレーシングカーが、ショパールのフラッグを掲げて参戦する予定だ。ショパールは、スクーデリア・ザガート・レーシングチームのオフィシャルスポンサーを務め、今年のザガート創業100周年を記念して、100本限定エディションのウォッチを制作した。
■ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ ザガート 100周年 エディション
自動巻き。37石。28,800振動/時。COSC認定クロノメーター。SSケース(直径42mm)。約42時間パワーリザーブ。50m 防水。790,000円(税別)。世界限定100本。7月発売予定

Contact info: ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922