世界最深の潜水記録を更新したオメガ「プラネット オーシャン ウルトラディープ」

　2019年前半、冒険家ヴィクター・ヴェスコヴォは自らの深海潜水艇“リミティング・ファク ター”で太平洋・マリアナ海溝の最深部に到達し、水深10,928mの潜水世界記録を樹立した。この偉業に対し、プロジェクトに携わったオメガも大きな喝采を送った。

• 
  大英博物館でのプレスカンファレンスの様子

• 
  冒険家 ヴィクター・ヴェスコヴォ氏

• 
  （左より）オメガ社 社長兼CEO レイナルド･アッシェリマン、冒険家のヴィクター・ヴェスコヴォ氏

• 

• 
  シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ プロフェッショナル

/

　ロンドン大英博物館でのイベントに参加した冒険家ヴィクター・ヴェスコヴォは、「とてつもなく 頑丈なだけではなく、スリムで軽量、なおかつスタイリッシュである完璧な海洋時計を製造する能力が素晴らしい」と、オメガのプロジェクトチームを称賛した。「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」が、ダイバーズウォッチを新たな 次元へと引き上げたのは間違いない。非常に高い水圧に耐えうるよう設計された「ウルトラディープ」には、深海で機能する様々な技術が詰まっている。同時に、28mmを切るスリムなデザインを実現していることが驚きだ。

オメガ「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ プロフェッショナル」
■ベゼル、ケース、ケースバック、そしてリュウズには、グレード5チタンで作られた“リミ ティング・ファクター”（DNV-GL：国際海洋分野の権威ある認証機関による認定済み）の船体から機械で切り落とされた素材が使用され、サファイアガラスとケースを強固かつ弾力性を持たせて組み立てるために、リキッドメタル®が使用された。この革新的なホット・フォーム・ボンディング技術が、サファイアガラスの厚みを抑えることを可能にしたようだ。