シチズンは、複雑機構「グランドコンプリケーション」を搭載し、日本古来の伝統色を漆文字板で表現した数量限定の『CAMPANOLA(カンパノラ)』を 2019年8月に発売する。
漆文字板が特長の限定モデル「留紺(とまりこん)」(AH4080-01L)は、昼間の明るい空色が、次第に濃い紺に染まり、果てしなく広がる宇宙を表現している。古くから、濃い紺色ほど高級と尊ばれ、藍染でこれ以上濃く染められない色を「留」の字を用いて「留紺」と呼んた。「留紺」と名付けたこの限定モデルは、文字板だけでなく見返しリングにも漆を施すことで、独特の艶や立体感を持っている。この限定モデルは、ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフの4大複雑機構をクオーツで実現させたシチズンならではの「グランドコンプリケーション」ムーブメントを搭載。2002 年にグランドコンプリケーションモデルが『カンパノラ』に登場して以来、ブランドを代表する独創のムーブメントになっている。この限定モデルに加え、グランドコンプリケーション搭載の新作2モデルも同時発売される。
■4 大複雑機構を持つ「グランドコンプリケーション」をクオーツで実現
音で時刻を知らせる「ミニッツリピーター」、月の満ち欠けを表示する「ムーンフェイズ」、2100年2月28日まで、うるう年などの月末カレンダー修正を自動で行う「パーペチュアルカレンダー」、通常計測に加えて積算計測、スプリット計測が可能な「クロノグラフ」の4 大複雑機構をクオーツで実現。時計の各機能を使うためのプッシュボタンは従来から形状を見直し、クラシカルなデザインでありながら、快適な操作を可能にした。