オメガ「コンステレーション」
ラグジュアリーで上品なオメガの「コンステレーション メンズ コレクション」から、第5世代となる新作モデルが発表された。素材には18Kイエローゴールド、18Kセドナゴールド、ステンレススティールを採用し、全39種をラインナップ。
自動巻き(Cal.8800)。35石。2万5200振動/時。SS×18Kセドナゴールド(直径36mm)、パワーリザーブ約55時間、50m防水、113万円(税抜)。(写真のモデル)
オメガの社長兼CEO、レイナルド・アッシェリマンはこの新作について次のように述べた。
「オメガの時計を選ぶ男性は、洗練さと最高品質を求めています。新しいコンステレーションはまさに彼らの期待に応え、それを上回る最上の品質を誇ります。オメガが持つ豊かな歴史とイノベーション精神、そして最良への飽くなき追求が生み出した結果なのです。」
進化し続けるコンステレーション
自動巻き(Cal.8800)。35石。2万5200振動/時。SS(直径39mm)。パワーリザーブ約55時間。50m防水。63万円(税抜)。(写真のモデル)
コンステレーションが最初にローンチされたのは1952年のこと。現行モデルのオリジナルデザインが発表されたのは82年だった。デザインのポイントとなるのはケースの側面に備えられた4つの爪、ケースの上部と下部に施されたハーフムーンデザイン、リンクブレスレット、そして真円のダイアルとベゼル上のインデックス、そして6時位置のアイコニックな星。
95年にはスーパーモデルのシンディ・クロフォードを大々的に起用し、全体的に丸みをプラスさせたユニセックスかつペアでも使えるシンプルで上質なデザインとしてPRすることに成功した。これがコンステレーションの第2世代だ。2003年に発表された「ダブル・イーグル」、09年に発表された「コンステレーション’09」にも、代々引き継がれているコンステレーションの重要な要素だ。
進化を続けるコンステレーションに、今回第5世代として加わるのが全39種の新モデルだ。ダイアルは全部で13種類。ケース直径36mmのモデルには13種類、直径39mmのモデルには26種類をラインナップしている。サイズやカラーリング、素材など、自分の好みに寄り添って選ぶことが可能だ。
39mmモデルには、豊富なカラーのレザーストラップが登場したことも特徴といえるだろう。2018年にレディースモデルが刷新されたように、今回のメンズモデルもケースやブレスレットのエッジ部分の仕上げ、スリムになったベゼルや特徴的な爪部分、円錐型に変わったリュウズ、ニューヨークのフリーダムタワーの三角形の面から着想を得てデザインされた新しいバーインデックスなどのアップデートが施された。
コンステレーションといえばブレスレット、というイメージがあったが、今回ラインナップに加わっているアリゲーターストラップは、ライトブルー、ブラック、ライトグレー、ダークブラウン、ライトブラウン、オリーブグリーンと、どれも新鮮で魅力的だ。39mmを選ぶ楽しみを増し、よりエレガントなスーツスタイルにもしっくりくるようになっている。