「シチズン プロマスター」から、新ムーブメントCal.F158を搭載したダイバーズウォッチ２モデルが2020年5月に発売される。世界初の光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計の本格派ダイバーズウォッチで、Cal.F158はフル充電すれば光のないところでも約7年(パワーセーブ作動時)動き続ける持続時間を実現している。
光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計(Cal.F158)。フル充電時約7年可動(パワーセーブ作動時)。スーパーチタニウム™️(47mm、厚さ15.6mm)。200m潜水用防水。15万円(税別)。2020年5月発売予定。
「プロマスター」とは
プロマスターは1989年のブランド誕生以来、過酷な環境にも耐えうる信頼性と陸・海・空各専門分野で要求される機能性を持つプロフェッショナルスポーツウォッチとして世界各国で販売されている。海に潜る、山を登る、空を飛ぶ。これらの環境下での具体的な行動を想定し、それぞれに必要とされるであろう機能を追求した「MARINE」「LAND」「SKY」の３カテゴリーが存在する。それぞれに多種多様なモデルが存在するが、機能性、耐久性、安全性を兼ね備えた商品を提案している。プロフェッショナルな機能性を備えつつ、身体的・精神的に限界へ挑む人々の想像力を掻き立て、未知の領域への挑戦を促すツールとなっている。
世界初の光発電GPS衛星電波時計ダイバーズウォッチ
ダイバーには広く知られていることだが、ISO(国際標準化機構)ではダイバーの安全確保のため、ダイバーズウォッチに対して細かく仕様を規定している。ダイバーズウォッチとは「最低100mの潜水に耐え、時間を管理するシステム(逆回転防止ベゼル)が備わる時計」、「加圧ではその125％に耐える防水性能を有する」と定義されている。
ダイビングをしたことがある人なら誰もが経験したことがあると思うが、海の中にエアとともに滞在できる時間は限られている。もし不測の事態が起こった場合、時計が正しく機能しているということは最低限の安全を確保するために重要な項目であると言っても過言ではない。逆回転防止ベゼルに加え、暗い場所での視認性が高いこと、衝撃性にも耐えること、耐磁性、耐塩性など様々なテスト項目が用意されている。一般的に「ダイバーズウォッチ」と呼ばれるものが全てISO6425の規格に準拠しているわけではないのが混乱を招くところだが、プロマスターはISO・JIS規格対応のダイバーズウォッチだ。「本格派」を謳う理由はここにあり、ISO6425の規格を満たす光発電GPS衛星電波時計として世界初のダイバーズウォッチとなる。
光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計(Cal.F158)。フル充電時約7年可動(パワーセーブ作動時)。スーパーチタニウム™️(47mm、厚さ15.6mm)。200m潜水用防水。14万円(税別)。2020年5月発売予定。
世界最大の旅行プラットフォーム、トリップアドバイザーとのコラボレーション
また本モデルの特徴のひとつとして、トリップアドバイザーとのコラボレーションが挙げられる。同社の口コミ、評価をもとに選出した「ダイビング&シュノーケリングが人気のデスティネーション100」の中から、本モデルのためにシチズンと共同で選出した8つのダイビングスポットを見返しリングのワールドタイム都市表記に加えたスペシャル仕様となっている。
選出された8つのダイビングスポットはシャルム・エル・シェイク、モルディブ、プーケット、グレート・バリア・リーフ、フィジー諸島、ハワイ諸島、ガラパゴス諸島、フェルナンド・デ・ノローニャ諸島。簡単なリュウズ操作だけで選択した都市時刻とカレンダーに修正できるダイレクトフライト(ワールドタイム)機能があるので、旅先で時刻合わせに手間取ることはない。
ケースの仕上げは艶のあるブラックカラーとなっており、本体ケースのスーパーチタニウム™️は打ち傷に強い仕様となっている。さらに、滑らかな触り心地を実現し、擦り傷に強いデュラテクトDLCを重ねている。
ウェットスーツ着用時に便利な延長バンドも付属し、ダイビンググローブを着用したままでも操作がしやすいローレット(凹凸形状)加工付きの逆回転防止ベゼル、ねじロックリュウズなどダイバーズウォッチとしての本格機能とデザイン性を共存させたモデルとなっている。
