1943年製のクロノグラフ「1533」を再定義
オーデマ ピゲが新たに発表した自動巻きフライバッククロノグラフ「リマスター 01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」は、1940年代からリマスターされた音源のように、最新技術と、より視認性を高めたダイヤルデザインを用いて、オーデマ ピゲの希少なクロノグラフの1本を再解釈したコレクター垂涎の話題作だ。
オーデマ ピゲ「リマスター 01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」40ミリ Ref : 26595SR.OO.A032VE.01
■自動巻き。40石。28,800振動/時。フライバッククロノグラフ。SSケース(直径40mm x 厚さ14.6 mm)。18KPGベゼル&プッシュボタン。約70時間パワーリザーブ。20m防水。5,550,000円(税別)。ブティック限定500本
■自動巻き。40石。28,800振動/時。フライバッククロノグラフ。SSケース(直径40mm x 厚さ14.6 mm)。18KPGベゼル&プッシュボタン。約70時間パワーリザーブ。20m防水。5,550,000円(税別)。ブティック限定500本
「リマスター 01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」は、オーデマ ピゲの故郷、ル・ブラッシュに建設されたミュージアム「ミュゼ アトリエ」のオープンを記念して発表したブティック限定500本のタイムピースだ。1940年代に製作されたクロノグラフのデザインを再解釈し、新たに開発した自動巻(フライバッククロノグラフムーブメント)を搭載している。
3本しか生産されなかった1943年製クロノグラフ「1533」
1930年代から1950年代にかけて、わずか307 本しか生産されなかったオーデマ ピゲのクロノグラフ。今では、ヴィンテージウォッチの世界で最も希少価値の高い時計のひとつである。今回のリマスタリングの規範となったクロノグラフ「1533」が製作された第二次大戦下(1939 -1945年)では、クロノグラフの生産は全生産量の1/10 にも満たなかった。1943年、リマスター版と同じステンレススティールとゴールドのコンビのクロノグラフは、わずか3 本しか販売されていない。
Audemars Piguet & Co. Genève のロゴ
1943 年のオリジナルと同様に、リマスター01は文字盤に「Audemars Piguet & Co. Genève」のロゴを冠している。これは、1885年頃から1970年代半ばまでオーデマ ピゲはジュネーブにも工房を置いていたことへのオマージュだ。1943年、往時のクロノグラフが31mmから34mmというサイズだった時代に、「1533」の36mmというケースサイズは、かなり大きいものだったに違いない。