スピーク・マリンの「ワン&ツー」オープンワーク コレクションは、発表からの2年間で様々なモデルを世に送り出し、スピーク・マリンの新しい美的デザインコードを確立させた。その成功を積み重ねるべく、オープンワーク シリーズに、60秒フライングトゥールビヨンを搭載した限定10本の新作が加わった。
自動巻き(キャリバー SMA05)。21,600振動/時。Tiケース(直径38mm or 42mm)。パワーリザーブ約72 時間。30m防水。世界限定10本(各ケースサイズ5本)。価格・発売時期未定
新キャリバーSMA05 は、文字盤をスケルトナイズしながら、1時半位置にフライングトゥールビヨンを備えている。今のところ、1時半位置に60 秒で1 回転するトゥールビヨンをレイアウトするブランドは他にない。しかしながら、ムーブメントの構造上、1時半位置は時刻調整モジュールに重なるため、この選択は実際に面倒な制約を生み出す。トゥールビヨンケージを設置するためには平面的なスペースのみならず、奥行きも要するため、スモールセコンドをこの場所に配することよりもさらに複雑になる。またトゥールビヨンケージには、スピーク・マリンのロゴを象った、ローターにも採用されているアイコニックな形のカバーがついており、地板にはマイクロブラスト加工およびブラック仕上げを施し、ダイアル全体に深みが与えられている。
マイクロローターによる自動巻キャリバー SMA05
風防ガラスはボックス型に変更
「ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン」は、スピーク・マリンのコンテンポラリースタイルを揺るぎないものとし、少しユニークな時計を着用したい人たちに向けて、“ベル・オルロジュリ(麗しい機械式時計)”を提案している。この新しいデザインでは、異素材の組み合わせ(ゴールドとブラック仕上げ、スーパールミノバ®を塗布した針とインデックス)とブリッジのシャープな側面によって、マスキュリンさが際立っている。極めて現代的なダイアルと、クラシックなケースが融合するこのモデルは、自身のスタイルと個性を主張したいと願う時計好きな男性に、他者との差別化を図るにふさわしい大胆なチョイスとなるだろう。
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