スピーク・マリン 2020 新作「ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン」

2020.05.05

スピーク・マリンの「ワン&ツー」オープンワーク コレクションは、発表からの2年間で様々なモデルを世に送り出し、スピーク・マリンの新しい美的デザインコードを確立させた。その成功を積み重ねるべく、オープンワーク シリーズに、60秒フライングトゥールビヨンを搭載した限定10本の新作が加わった。

スピークマリン ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン

スピーク・マリン「ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン」
自動巻き(キャリバー SMA05)。21,600振動/時。Tiケース(直径38mm or 42mm)。パワーリザーブ約72 時間。30m防水。世界限定10本(各ケースサイズ5本)。価格・発売時期未定

 新キャリバーSMA05 は、文字盤をスケルトナイズしながら、1時半位置にフライングトゥールビヨンを備えている。今のところ、1時半位置に60 秒で1 回転するトゥールビヨンをレイアウトするブランドは他にない。しかしながら、ムーブメントの構造上、1時半位置は時刻調整モジュールに重なるため、この選択は実際に面倒な制約を生み出す。トゥールビヨンケージを設置するためには平面的なスペースのみならず、奥行きも要するため、スモールセコンドをこの場所に配することよりもさらに複雑になる。またトゥールビヨンケージには、スピーク・マリンのロゴを象った、ローターにも採用されているアイコニックな形のカバーがついており、地板にはマイクロブラスト加工およびブラック仕上げを施し、ダイアル全体に深みが与えられている。


マイクロローターによる自動巻キャリバー SMA05

スピークマリン ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン

極めて高精度の調速機構は、日差+/‐4秒を誇り、フライングトゥールビヨンの精度として申し分ない仕上がりだ。この新ムーブメントについて、トゥールビヨンの動きをじっくりと堪能できるよう、スピーク・マリンは3 ヘルツ(毎時21,600 振動)を選択した。さらに、SMA05 キャリバーは7 時半位置に72時間のパワーリザーブインジケーターを備える。これにより、香箱、マイクロローター、トゥールビヨン、そしてパワーリザーブという4つの円形要素で視覚的なバランスが生まれた。一方で、ブリッジのシャープなエッジと、伝統的なケースデザインが、絶妙な中和を見せている。香箱には、モデル名である“One&TwoOpenworked Flying Tourbillon”と言う文字がエングレーブされている。


風防ガラスはボックス型に変更

スピークマリン ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン

「ワン&ツー オープンワーク トゥールビヨン」は、スピーク・マリンのコンテンポラリースタイルを揺るぎないものとし、少しユニークな時計を着用したい人たちに向けて、“ベル・オルロジュリ(麗しい機械式時計)”を提案している。この新しいデザインでは、異素材の組み合わせ(ゴールドとブラック仕上げ、スーパールミノバ®を塗布した針とインデックス)とブリッジのシャープな側面によって、マスキュリンさが際立っている。極めて現代的なダイアルと、クラシックなケースが融合するこのモデルは、自身のスタイルと個性を主張したいと願う時計好きな男性に、他者との差別化を図るにふさわしい大胆なチョイスとなるだろう。


Contact info: スピーク・マリン (DKSH ジャパン)  Tel.03-5441-4515


スピーク・マリン ニュームーブメントで魅せるリブランディングの尖兵


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