「アクセシブル・ラグジュアリー(手の届くラグジュアリー)」をコンセプトに掲げるフレデリック・コンスタント。そんな同社のクラシックコレクションから「クラシック インデックス オートマチック ハートビート」と「クラシック ハートビート ムーンフェイズ」の日本限定モデルが発売される。
文字盤からテンプがのぞく「ハートビート」デザイン
フレデリック・コンスタントは1988年に創業し、スイス・ジュネーブを本拠地とする時計メーカーだ。同社のアイコンともいえる「ハートビート」デザインは、メカニカル部分を見せることを目的に考案されたもの。機械式時計の心臓にあたるテンプの鼓動、つまりその名の通り「ハートビート」を眺めることができるよう、ダイアルのテンプ位置に開口部が設けられている。初の「ハートビート」が発売された当時、このデザインは極めて革新的であり、今やこのデザインは時計業界でもポピュラーになった。同社は時計業界の中では若いブランドが、アクセシブル・ラグジュアリーというブランドコンセプトを守り、外観だけでなく中身にも丁寧な仕上げを施していることが見て取れる。
ダークグリーンとダークブラウンの日本限定新色モデル
フレデリック・コンスタントのアイコンである「ハートビート」デザインを取り入れた「クラシック インデックス オートマチック ハートビート」。2019年の夏に発売された日本限定モデルは人気を博し、完売となった。今年6月に発売される新たな日本限定モデルは、ダークグリーンとダークブラウンダイヤルの2種類だ。
自動巻き(Cal.FC-310)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径40mm、厚さ10.5mm)。5気圧防水。日本限定150本。17万円(税別)。6月発売予定。
自動巻き(Cal.FC-310)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS+ローズゴールドPVD(直径40mm)。5気圧防水。日本限定150本。20万円(税別)。6月発売予定。
クラシカルエレガントをベースに、ツートンカラーやラバーストラップなど、スポーティーなテイストを加えたスタイルは日常生活になじみやすく、どんな場面にもフィットする。ステンレススティールケースに同社のブランドカラーであるダークグリーンのダイアルを合わせたモデルと、ローズゴールドPVD加工のステンレススティールケースにダークブラウンのダイアルを合わせたモデルは、いずれも150本の限定発売となっている。
マリーンテイスト漂うムーンフェイズ搭載モデル
自動巻き(Cal.FC-320)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径40mm)。5気圧防水。21万5000円(税別)。7月発売予定。
ムーンフェイズを搭載した「クラシック ハートビート ムーンフェイズ」に、マリーンテイストを加えたのが、新しく登場する3種類の日本限定モデルだ。ダイアルにホリゾンタルストライプを採用することで、シャープな印象に仕上げている。絶え間なく動き続けるテンプにロマンチックなムーンフェイズと、眺める楽しさにあふれた1本だ。インデックスはシルバーの縁取りによって高い視認性を確保している。しなやかなラバー素材を採用したストラップは、夏にレザーストラップを使用することが現実的でない、という人にぴったりだ。白、黒、ネイビーとどのモデルも汎用性の高いカラーリングで、モダンなデザインとともにスーツスタイルにもスポーティーカジュアルにも馴染む時計に仕上がっている。
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