65年以上前に初のモダンダイバーズウォッチを発表して以来、ブランパンは、最新の素材と時計製造技術を組み合わせて革新を続けている。今年、ブランパンはアイコニックなフィフティ ファゾムスからチタン製ブレスレットを備えた3つのモデルを発表した。これらの新作モデルはスポーティーかつシックな魅力を放ち、優れた性能と軽量さが際立つ。
フィフティ ファゾムス初のチタンブレスレット
ブランパンがチタンを採用したのは1960年代初頭
自動巻き(cal.1315)。35石。28,800振動/時。約5日間パワーリザーブ。Tiケース(直径45mm、厚さ15.4mm)。300m防水。180万円(税別)
ブランパンがチタンを採用したのは、アメリカ海軍掃海艇チームのために「MIL-SPEC II」モデルの特別シリーズを製作した1960年代初めまで遡る。その証拠が2015年のオークションでブランパンが購入した「アメリカ海軍」のタイムピースだ。銅、亜鉛、ニッケルの非磁性合金であるニッケルシルバー製のケースに、チタン製ケースバックが取り付けられており、このケースバックは確実に耐圧を高めるために採用されていた。当時、チタンは主に航空宇宙産業のために確保されており、時計製造産業ではほとんど見られなかった。
自動巻き(cal.6918B)。44石。28,800振動/時。約5日間パワーリザーブ。Tiケース(直径45mm、厚さ16.27mm)。300m防水。198万円(税別)
これまでセイルキャンバスやNATOストラップがこれらのモデルに備えられてきたが、この度、際立った軽さが特徴の新しいチタン製ブレスレットが登場した。このブレスレットは、手作業によるサテン仕上げのリンクを結合するようにピンが貫き、手首に滑らかでしなやかにフィットする理想的な着け心地を実現している。特許取得済みのシステムによって、通常は横にあるネジがリンクの後ろ側に配置されているので、ブレスレットのエッジは滑らかな外観と感触を実現しています。これらの技術の組み合わせによってケースとブレスレットがシームレスで一体になっている。
自動巻き(cal.1315)。35石。28,800振動/時。約5日間パワーリザーブ。Tiケース(直径45mm、厚さ15.4mm)。300m防水。180万円(税別)
30気圧防水(約300m)で45mmのチタン製ケースを備える「フィフティ ファゾムス オートマティック」および「フィフティ ファゾムス ラージデイト」にはそれぞれ、2007年に現代のフィフティ ファゾムス コレクションが発表されて以来主力となっている自社製ムーブメント1315または6918Bが搭載されている。これらのキャリバーはシリコン製ヒゲゼンマイの採用によって耐磁性を備え、連結した3つの香箱により5日間の十分なパワーリザーブを実現。時計の緻密な仕上げは、サファイアクリスタルのケースバックから眺めることができる。
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