スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲが、洗練された女性的なデザインと複雑なマイクロ工学の融合を追求した『ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン』のレディースモデルを新たに発表した。コンセプトのケースとしては、初めてフロステッドゴールド仕上げを採用。6時位置のフライングトゥールビヨンケージを起点に4つの円がブルーの陰影を描きながら水紋のように広がる多層構造のダイヤルが特徴だ。
6時位置のフライングトゥールビヨンケージを起点に4つの円がブルーの陰影を描きながら水紋のように広がる、多層構造のダイヤルが特徴。陰影のニュアンスやサンバーストモチーフが、ダイヤルの品格や深みを引き立てる。さらに、エレガントなタッチを添えるブリリアントカットダイヤモンドを冠した、オープンワークによるゴールドカラーの円環状のフライングトゥールビヨンケージも、現代的なデザインを体現している。現代的なデザインを純粋に追い求め、ダイヤル上にアワーマーカーは置かれていない。
手巻きキャリバー 2964
伝統と現代性を兼ね備えたこれらのモデルには、自社製の手巻きキャリバー 2964が搭載されている。現代において、時計への重力の影響を均一化させる高度な複雑機構であるフライングトゥールビヨンは、時計づくりという芸術の最も傑出した表現のひとつに数えられている。ケースバックから見ることのできるムーブメントの円状のモチーフは、ダイヤルの模様を想起させ、交互に施されたサンドブラスト仕上げとサテン仕上げもまた、フロステッドゴールドケースとサンバーストのダイヤルの仕上げを彷彿とさせる。
コンセプトケース初のフロステッドゴールド仕上げ
K18ピンクゴールドとK18ホワイトゴールドで展開されるロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨンの新作では、輝きを放つフロステッドゴールド仕上げのケースに、幾重にも重なる層から成る現代的なダイヤルが合わせられている。ロイヤル オーク コンセプトのケースとしては初めて、フィレンツェの伝統的なジュエリー技法であるフロステッドゴールド仕上げを採用した。先端にダイヤモンドのついた治具で仕上げることで金の表面に細かな加工を施し、まるでダイヤモンドダストのように、貴石にも似た輝きをもたらす効果が生まれる。
さらに、この非常に現代的な2モデルをエレガントに引き立てるのは「大きな竹斑模様」のブルーアリゲーターストラップだ。スペアストラップとして、フロステッドゴールドケースを連想させる、星座をモチーフとしたテキスタイル加工が施されたブルーのラバーストラップが付属する。細部にまで洗練さを緻密に追求し、2つのストラップに合わせるフォールディングバックルにもフロステッドゴールド仕上げが施されている。
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