オーデマ ピゲの新ミュージアム「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」が一般公開に

2020.08.25

ル・ブラッシュ–スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲが「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」を一般に公開した。BIG (ビャルケ・インゲルスグループ)設計による新ミュージアムは、1875年にオーデマ ピゲの創業者たちが設立した当時の工房と周辺の景色、一体化したガラス構造のふたつのスパイラルとが統合されている。実際に製作が行われるふたつの工房と隣接して、ミュージアムコレクションである300本もの時計が展示され、まさに生きた美術館となっている。

  • ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ

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ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ
伝統と革新を融合した設計により、ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲは訪れる人々にジュウ渓谷の時計づくりの歴史を紐解き、ル・ブラッシュでつくられたブランドのタイムピースがいかに世界で発展していったかを掘り下げるユニークな体験を提供することだろう。


ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ

ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ

 「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」は、全面が曲面ガラスの壁面で支えられた、時計のムーブメントのゼンマイを想起させるスパイラル状のパビリオンだ。現代的なスパイラルは、オーデマ ピゲのストーリーの原点であり、1992年から2019年までミュージアムとして機能していた1875年に設立された工房に隣接している。この度、記録資料の研究に基づいて、歴史ある建物の当地特有の建築様式が完全に再現された。ミュゼ アトリエは、オーデマ ピゲの中心に存在する、伝統と未来を見据える気風とを融合したコンセプトのもとに施工された。


自然が生み出し、人とともに生きていく

ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ

 時計づくりに内包される技術やデザインといった要素に、オートマタ、動くインスタレーション、複雑な機械式ムーブメントの実物大模型や解説図など、時計ファン垂涎の資料が展示されている。館内を巡るたびに、豊かなウォッチコレクションがオーデマ ピゲとジュウ渓谷の時計づくりの歴史を来訪者に伝えてくれるだろう。スパイラルの中心部に展示された、オーデマ ピゲが作り出した最も複雑な時計の前で、ミュージアム訪問はクライマックスを迎える。


ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ

 スパイラル内部には、それぞれジュエリーウォッチ、グランドコンプリケーションの製作を担当する2箇所の専門アトリエが設けられている。訪れる人々は、ミュージアムの曲面ガラスの壁の内部で時計師が作業する様子を見学し、彼らの専門技術を目の当たりにすることができる。


来館予約:www.museeatelier-audemarspiguet.com
住所: Route de France 18, CH - 1348 Le Brassus
入場に際して:事前予約でのガイドツアーのみとなります。
2020年は月-金のみ(2021年以降は月-土)
上記ウェブサイトより事前にチケットをご予約ください。
駐車場:あり
アクセシビリティ:ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲは車椅子対応の建物です。


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


オーデマ ピゲCODE 11.59の特徴とは。コンセプトや主なモデルを紹介


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https://www.webchronos.net/2020-new-watches/47046/