お金では買えないIWCパイロットウォッチのディテールを見る

2020.10.29

各飛行隊の現役隊員および元隊員のみが購入可能

 IWCは、現在、トップガン、ブルーエンジェルス、活動中の247個の飛行隊、休眠中の100個の飛行隊を含む米海軍および海兵隊全体向けの時計開発に関する公式ライセンスを得ている唯一の時計ブランドである。IWCの飛行隊向けのウォッチはすべて、各飛行隊の現役隊員および元隊員のみが購入可能で、購入者の名前とコールサインのエングレーヴィングが施される。

パイロット・ウォッチ・マークXVIII“ダイヤモンドバックス”

パイロット・ウォッチ・マークXVIII“ダイヤモンドバックス”(Ref. IW327018)
このマークXVIIIスペシャル・エディションは、「D-バックス」飛行隊の隊員の協力を得て作られた。レッドの日付表示を採用したブラックの文字盤は、9時位置に「ダイヤモンドバックス」の徽章が配されている。
パイロット・ウォッチ・マークXVIII“ダイヤモンドバックス”

パイロット・ウォッチ・マークXVIII“ダイヤモンドバックス”(Ref. IW327018)
102という数字は部隊の正式名称である「第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102)」から来ている。裏蓋には、ダイヤを連ねた特徴的なストライプを纏ったこの飛行隊のF/A-18Fスーパーホーネットのエングレーヴィングが施される。

9時位置に配された「ダイヤモンドバックス」の徽章

ダイヤを連ねたストライプとF/A-18Fスーパーホーネットのエングレーヴィング
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“ロイヤルメイス”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“ロイヤルメイス”(Ref. IW389011)
ブラックのセラミック製ケースにブラックとイエローの布製ストラップを組み合わせたクロノグラフ。9時位置に配された「メイス」の徽章とイエローの日付表示が特徴。クロノグラフを駆動するのはIWC自社製キャリバー89361で、フライバック機能も搭載されている。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“ロイヤルメイス”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“ロイヤルメイス”(Ref. IW389011)
チタニウム製の裏蓋には、この飛行隊のF/A-18Eスーパーホーネットと正式名称である「VFA-27」のエングレーヴィングが施される。

9時位置に配された「メイス」の徽章

F/A-18Eスーパーホーネットと正式名称である「VFA-27」のエングレーヴィング
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“フライングチェックメイト”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“フライングチェックメイト”(Ref. IW389012)
IWC自社製キャリバー89361によって駆動されるブラックのセラミック製クロノグラフで、「チェックメイト」伝統のカラーコードに忠実なブルーとレッドでデザインされ、文字盤には「ブルータス」の徽章が配されている。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“フライングチェックメイト”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“フライングチェックメイト”(Ref. IW389012)
日付表示窓には、奇数の日付がブルー、偶数の日付がレッドで表示される。チタニウム製の裏蓋はチェスボードパターンとなっており、この飛行隊のF/A-18Fスーパーホーネットのエングレーヴィングが施される。

9時位置に配された「ブルータス」の徽章

チェスボードパターンの裏蓋にF/A-18Fスーパーホーネットのエングレーヴィング
パイロット・ウォッチ・マークXVIII“バッツレガシー”

パイロット・ウォッチ・マークXVIII“バッツレガシー”(Ref. IW327024)
このマークXVIIIスペシャル・エディションは、米海兵隊の飛行隊の協力を得て作られた初のIWCミリタリー・ウォッチ。文字盤の9時位置にはこの飛行隊の「こうもり」の徽章が配され、日付表示はイエローとなっている。
パイロット・ウォッチ・マークXVIII“バッツレガシー”

パイロット・ウォッチ・マークXVIII“バッツレガシー”(Ref. IW327024)
裏蓋には、この飛行隊のF/A-18Dレガシーホーネットのエングレーヴィングが施される。正式名称のVMFA – AWは「全天候」戦闘攻撃飛行隊を意味する。

9時位置に配された「こうもり」の徽章

裏蓋にF/A-18Dレガシーホーネットのエングレーヴィング
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“イーグルス”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“イーグルス”(Ref. IW389015)
IWC自社製キャリバー89361によって駆動され、ブラックのセラミック製ケースを備えるパイロット・ウォッチ・クロノグラフのスペシャル・エディション。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“イーグルス”

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“イーグルス”(Ref. IW389015)
9時位置にはイエローとホワイトの「イーグルス」の徽章が配され、スモールセコンド針と日付表示がイエローのアクセントとなっている。裏蓋には、この飛行隊のF/A-18Eスーパーホーネットのエングレーヴィングが施される。

9時位置にイエローとホワイトの「イーグルス」の徽章

裏蓋にF/A-18Eスーパーホーネットのエングレーヴィング

パイロット・ウォッチに関して定評あるIWCの技術

 すべてのモデルには、パイロット・ウォッチに関して実績のあるIWCの技術が採用されている。ムーブメントは導磁性の高い軟鉄合金製のインナーケースに収められている。このインナーケースは、地板、ムーブメントホルダーリング、文字盤で構成される。ファラデーケージと同様に、ムーブメント周囲の磁気を伝導し、磁気が内部のコンポーネントに達しないように防いでいる。この機能は、IWCが1948年に英空軍から依頼された航法時計マーク11のために開発したものだ。軟鉄製のインナーケースは、最大80,000アンペアメーターの磁場からムーブメントを効果的に保護する。もうひとつの特徴は、特別な保護対策が施されたフロントガラスで、コックピット内の気圧が急激に低下しても外れることはない。


Contact info: IWC  Tel.0120-05-1868


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