オーデマ ピゲは、アイコンコレクション「ロイヤル オーク」で初となる、自動巻きフライングトゥールビヨンを搭載した「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン」を発表した。ケース素材がそれぞれステンレススティール、チタン、18Kピンクゴールドの3モデル展開となる。
ロイヤル オーク初となるフライングトゥールビヨンモデル
1997年に、コレクションの25周年を記念して発表された「ロイヤル オーク トゥールビヨン」。この時計を自動巻きフライングトゥールビヨンでアップデートしたのが、今回発表された「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン」だ。コンプリケーション部門責任者であるマイケル・フリードマンは「ロイヤル オーク トゥールビヨンは、ロイヤル オーク25周年を記念し1997年に発売されました。フライング トゥールビヨンと自動巻きのメカニズムを組み合わせたこの最新バージョンは、新たな時代にふさわしくデザインをアップデイトしたモダンクラシックです」と語る。
スレートグレーダイアルとチタンケースの洗練
自動巻き(Cal.2950)。27石。パワーリザーブ約65時間。2万1600振動/時。Ti(直径41mm、厚さ10.4mm)。50m防水。価格要問い合わせ。
軽量なチタンを素材に用い、ワントーンで落ち着いた雰囲気のモデル。ダイアルはロイヤルオークのトレードマークともいえる「グランドタペストリー」から離れ、サンドブラスト仕上げとなっている。グレーカラーとダイアルのマットな質感の仕上げが調和し、モダンな印象を与える1本だ。
サンバースト模様のスモークブルータペストリーダイアル
自動巻き(Cal.2950)。27石。パワーリザーブ約65時間。2万1600振動/時。SS(直径41mm、厚さ10.4mm)。50m防水。価格要問い合わせ。
スモークブルーのダイアルが洗練された雰囲気を醸し出す、ステンレススティールのモデル。独特の文字盤は、6時位置のトゥールビヨンキャリッジを中心に広がるサンバースト模様と、グランドタペストリーを組み合わせた「エヴォルティブタペストリー」だ。深みのあるブルーと蓄光処理を施した18Kホワイトゴールドのインデックスのコントラストが涼やかだ。
柔らかく優雅な光を放つ18Kピンクゴールドケース
自動巻き(Cal.2950)。27石。パワーリザーブ約65時間。2万1600振動/時。18KPG(直径41mm、厚さ10.4mm)。50m防水。価格要問い合わせ。
ラグジュアリーな雰囲気を持つ18Kピンクゴールドのモデル。ステンレススティールモデルと同じく、サンバースト模様とグランドタペストリーを組み合わせた、エヴォルティブタペストリーの文字盤を備えている。ピンクゴールドケースとブレスレットにスモークグレーのダイアルを組み合わせることで、華やかになりすぎない都会的な印象に仕上がっている。
最新のキャリバー2950を搭載
この3つの新作に搭載されているムーブメントはキャリバー2950。この自動巻きムーブメントは、2019年に発表されたもので、フライングトゥールビヨンとセンターローターを採用している。なお同社初のフライング トゥールビヨンウォッチは、2018年に発表された「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」だ。
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