イタリアにある3つの小児病院を支援する限定コレクション「ブルガリアルミニウムトリコロール」

2020.12.17

ブルガリは、シリアル番号入りの限定50点の「ブルガリアルミニウムトリコロール」の全売上を、イタリア空軍による資金調達プロジェクト「Un dono dal cielo」（「天国からの贈り物」）に寄付することを発表した。これは、ロレートの聖母(=聖母マリアの意)を「すべての飛行士の守護者」とする宣言から100年目を祝うプロジェクト（2020年～2021年末にかけて実施）の発表の際に、イタリア空軍が立ち上げたプロジェクトだ。集まった資金は、イタリアにある3つの小児病院 — ジェノバのジャニーナガスリーニ病院、ローマのバンビーノジェス病院、ナポリのサントボーノパウシリポン病院 — の支援に役立てられる。また、シリアル番号のない1000点も、12月から発売スタートしている。

ブルガリ×フレッチェ・トリコローリ

特別限定モデルの11点はそれぞれに認定証が付き、「フレッチェ・トリコローリ」の機体のID番号（Pony 0～10）と同じ番号が刻印される。この取り組み全体の象徴として、Pony 0の時計はイタリア空軍全軍を代表してフレッチェ・トリコローリの部隊長ガエタノ・ファリーナ中佐に贈られる。このPony 0は、「フレッチェ・トリコローリ」の主席訓練将校の機に捧げられたPony 1、およびソロ・パイロットに捧げられたPony 10と共に、12月のクリスティーズ・イタリアのオークションに出品され、この結束に向けた活動に貢献する予定だ。

ブルガリアルミニウムトリコロール

イタリア空軍の有名なエアロバティック・チーム「フレッチェ・トリコローリ」は、コロナ禍が最も深刻だった時期に重要な役割を果たした。究極の”embrace”(アブラッキオ・トリコロール=3色の抱擁と題した飛行ツアーからの引用)を表現するために、イタリア全土を北から南に、各地の中心都市の上空を飛行し、2020年6月2日のイタリア共和国建国記念日にはチームが描く三色旗がローマ上空に広がり、フライトプロジェクトはクライマックスに達した。

世界限定1000本のディテール

この限定版はダイアル色とブルーのラバーベゼル、ブルーのラバーブレスレットが通常品と異なる仕様だ。また文字盤の6時位置にALUMINIUMの文字がブルーで、TRICOLOREの文字が赤白緑の3色でプリントされている。
ブルガリアルミニウムトリコロール
自動巻き（Cal.B77）。パワーリザーブ約42時間。アルミニウムケース（直径40mm）。ウォームグレーのダイアル。ブルーのラバー製ベゼル。ブルーのラバー製ブレスレット。100m防水。世界限定1000本。32万5000円（税別）