第36 回アメリカズカップのオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガが、ヨットレースに最適なタイムピースを発表した。今回発表された「シーマスター ダイバー300M アメリカズカップ クロノグラフ」は、 クロノロック システム、クイックチェンジ ストラップ、そしてウォーターグリップ プッシャーといった新しい機能を備えている。
第36回アメリカズカップを記念したダイバークロノ
オメガ「シーマスター ダイバー300M アメリカズカップ クロノグラフ」
自動巻き(Cal.9900)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。C.O.S.C.認定クロノメーター。1万5000ガウスの超耐磁性能。スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスタークロノメーター取得。5年間の国際保証。SS(直径44mm)。300m防水。110万円(税別)。
レーザーで波模様がエングレーブされたセラミックのダイアルの9 時位置にはスモールセコンドが。3 時位置には陽極酸化処理を施したレッドアルミニウム製の“レガッタ カウントダウン インジケーター リング”と分針を配し、その下には積算時間を表示するアワーディスクがセットされた。
レガッタ カウントダウン インジケーター
インダイアルのスモールセコンドと分針は、船体のフォルムからインスピレーションを得たデザインだ。中央のクロノグラフ秒針も陽極酸化処理を施したレッドアルミニウム製で、カウンターウェイトにはアメリカズカップのロゴにもなっている大会トロフィーのオールドマグがあしらわれている。
クロノロック システム
今回新たに8 時位置にオメガ独自のクロノロック システムを採用し、必要に応じてクロノグラフ機能をロックできるようになっている。誤差が許されない高速のセーリング競技において、水上で時間を計測する際の必須の装備といえるだろう。
これまでに発表されたすべてのアメリカズカップ記念のウォッチと同じように、ケースバックにはイベント名と開催年が刻まれている。周囲にウェーブパターンを施したケースバックには、ブルーラッカーで“36th America’s Cup”、そして“Auckland 2021”という文字がエングレーブされている。
新しいクイック チェンジ システム
「シーマスター ダイバー300M アメリカズカップ クロノグラフ」には、メタルブレスレットと予備のラバーストラップが付属しており、オメガの新技術であるクイック チェンジ システムが採用されている。ボタンを1 回押すだけで、ウォッチヘッドからピンを外すことができ、用具を使わず簡単にブレスレットとストラップを交換することができる。
シーマスター ダイバー300M
アメリカズカップ クロノグラフ
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