グランドセイコー【2021 新作】日本の四季を表現した「エレガンスコレクション」4モデル

グランドセイコーの「エレガンスコレクション」から、日本の四季と自然が織りなす風景にインスピレーションを得た4つのモデルが登場する。春と夏をそれぞれテーマとする「メカニカルハイビートGMT」2モデルは5月28日発売予定、秋と冬をそれぞれテーマとする「スプリングドライブGMT」2モデルは9月17日発売予定だ。

春分、小暑、寒露、冬至を表現した「エレガンスコレクション」4モデル

「THE NATURE OF TIME」をブランドフィロソフィーに掲げるグランドセイコーは、これまでにも日本の四季や自然をテーマとするモデルを生み出してきた。今回発表されたのは、1年を24に区切り季節の移り変わりを表現した「二十四節気」から、春分、小暑、寒露、冬至の4つの節気を文字盤上で表現した「エレガンスコレクション」4モデルだ。

「メカニカルハイビートGMT SBGJ251」

　グリーンダイアルの「メカニカルハイビートGMT SBGJ251」は、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、春の訪れを感じる「春分」をイメージしたモデル。深い緑の文字盤は、草木の芽吹き始めた春の山を思わせるカラーリングだ。ピンクゴールドカラーのGMT針は、人里離れた山の中でひっそりと花を咲かせる山桜を表現している。

「メカニカルハイビートGMT SBGJ249」

　梅雨が明け、本格的な夏が訪れる「小暑」をイメージした「メカニカルハイビートGMT SBGJ249」は、独特のパターンが施されたダイアルを持つ。このパターンは、梅雨明けに吹く南風「白南風（しらはえ）」によって波立つ水面を表現したものだ。爽やかなブルーのカラーリングも、夏の日差しに白く輝く水面を思わせる。

「スプリングドライブGMT SBGE271」

「スプリングドライブGMT SBGE271」では、朝晩の冷え込みが激しくなり、草木に冷たい露が宿る「寒露」をイメージしている。長雨が終わり、秋晴れの日々が訪れるのもこの頃であり、空気の澄んだ月の明るい夜は「良夜」と呼ばれる。そんな静かな秋の夜空を、ブラックカラーの文字盤とイエローゴールドカラーのGMT針で表現している。

「スプリングドライブGMT SBGE269」

　一年の中でも最も日が短い「冬至」をイメージしたモデルが「スプリングドライブGMT SBGE269」だ。昼が短いこの時期だからこそ、太陽が沈む前の最後の日差しに温もりを感じることも多いだろう。このモデルでは純白の文字盤で一面に広がる雪原を、ピンクゴールドカラーのGMT針で雪原に差し込む柔らかな夕日を表現している。